見出し画像

大森晃太郎 2022年超主観的振り返り

ジュビロ磐田でのイチ推しの選手である大森晃太郎
大森に関しては以前のnoteも読んで頂けると嬉しいです。

J2降格となったため、正直言って良い思い出が少ないのですが、それでもとり挙げておきたいプレーはありました。2022年大森晃太郎を振り返ります。

トピックス

好調な滑り出しの前半戦

大森自身も3年振りのJ1での戦いとなり、私もシーズン前から開幕を非常に楽しみにしていました。特に遠藤保仁と同じく長く在籍していたガンバ大阪との古巣対戦は今季の見どころでもありました。

大森の今季前半戦は決して調子は悪くなかったと思います。

第4節ガンバ大阪戦、第7節川崎フロンターレ戦では先制ゴールを挙げています。昨年J2では何度もゴールチャンスを逸していただけに、好調な滑り出しだと思っていました。

しかし、なかなか勝ち点3に結びつかなかったのが悔しかったですね。

この2ゴールを決めたガンバ大阪戦と川崎フロンターレ戦は、試合終了目前までジュビロがリードしていたのです。あと数分耐えていれば勝ち点3と大森がMOMだったかもしれないと思うと、今思い出しても悔しいですね。

広島戦でのゼロトップ

今季驚きだったのは、第19節サンフレッチェ広島戦。

得点源として期待されつつあったファビアンゴンザレスが離脱。大津祐樹も不在のなか、大森晃太郎ゼロトップの布陣で挑みました。

この作戦が奏功していればよかったのですが、前半戦でセットプレーで失点してしまい、最前線の大森も得点できるチャンスはほとんどなく、0-3で完敗を喫しました。

この試合から7~8月の厳しい夏場の8試合で1勝しかできない泥沼の夏場に入ってしまいました。

今季最後の出場 ホーム柏戦

第28節 ホームエコパスタジアムでの柏レイソル戦。
大森のちょっと気がかりなシーンがありました。

前半22分頃のプレーで守備に行かずボールを見送ってしまっています。

これが結果的に起点となり先制点を許してしまいます。失点は大森だけの責任ではないのですが、ジュビロの得点力を考えると絶対に先制させたくない状況だったので、非常に痛かったのは事実です。

そして、次節アウェイ札幌戦ではベンチ入りできなかった大森。

柏戦のプレーが原因になったかどうかは何とも言えませんが、後半戦は金子翔太がコンディション上げていましたので、大森ベンチ外は残念ではありましたが、客観的に観ればやむを得なかったのかもしれません。

そして、この柏戦が結果的に今季の大森の最後の試合となってしまいました。

痛恨の負傷

9月28日、衝撃のニュースが飛び込みます。

大森が練習中に負傷し「右大腿直筋腱断裂」と診断され、トレーニング合流まで5か月とリリースされました。

今季の出場は絶望となりました。
来季2023年の開幕戦にも間に合うのかも危ういほどの大けがです。

大事な終盤の残留争いで大森と一緒に戦えないことに愕然としました。

柏戦、そして札幌戦ベンチ外となったリベンジを果たして欲しかった。
そしてパナスタでの古巣ガンバ大阪戦が控えていましたが出場は叶わなかったのが残念でなりませんでした。

J1残留へ僅かな望みをかけた10月29日のパナスタでのガンバ戦での大一番は、私も遠征して応援に行きましたが、出場できない大森を想い、こんなツイートをしています。

豊岡北小学校訪問

J2降格が決まりシーズンオフに入ったジュビロ。

大森はグラウンドでの練習に顔を出していると公式Twitterでリリースはありましたが、手術後の状況については良くわかっていませんでした。

そのような中、ジュビロ選手会は恒例の磐田市内の小学校訪問を行いました。その中で、大森が豊岡北小学校を訪問し小学生との交流を深めた様子がYouTubeで公開されました。

ケガの状況については不明ですが、負傷した逆脚ではありますがボールを蹴っている様子もあり、回復が進んでいるものと推測しています。

この小学校訪問については前日noteに記載したのでそちらも読んで頂けると嬉しいです。

2022年成績

出場試合数 :25(チーム11位)
出場時間  :1,483分(チーム11位)
得 点   :2(チーム6位)

J.League Data Siteより
大森晃太郎 前年との成績比較 Football LABより

昨年はJ2であり、今季は負傷によりシーズン途中で離脱していますので単純な比較はできませんが、大森の真骨頂でもあるラストパスが激減したことが判ります。

J1での戦いが本当に厳しかったことの表す一つの指標のように思います。J2の時よりもシュートチャンスを作ることができていないのです。

Pick up game

今季は辛い話題が多かったですが、それでも特に前半戦の大森には光ったプレーがありました。

第4節 ガンバ大阪戦@ヤマハスタジアム

待ちに待っていた古巣ガンバ大阪をヤマハスタジアムに迎えての一戦。連動しながら最後は大森が右隅にゴールを決めるというまさに理想的な形。

第7節 川崎フロンターレ戦@ヤマハスタジアム

前年王者川崎フロンターレを最後の最後まで追い詰めたこの試合。鈴木雄斗のクロスに見事に合わせて大森が先制ゴール。下田恒幸さんの実況もたまりません。

来季に向けて

大森については術後の回復を祈るのみです。

来季のキャンプインそして開幕に間に合って欲しい。

ただただ、それだけです。

また、ジュビロ現所属選手の契約更新の状況は未だ不明ですが、補強ができない今オフは大森を含めみんな残って欲しいのが正直な気持ちです。

最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田、そして大森晃太郎のファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。

この記事が参加している募集

サッカーを語ろう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?