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大森晃太郎 無念の離脱

9月28日。午前の仕事を終えた昼休み。

いつものように社食で昼食をとった後、何気なくスマホを眺める。

ジュビロのTwitter通知が入ってる 。

開けた瞬間、思わず天を仰いだ。

大森晃太郎の負傷離脱。

「右大腿直筋腱断裂」
しかもトレーニング合流まで5か月。

重傷だ。

今シーズン出場は無くなった。
来季の開幕に出場できるかどうかも危うい。

会社で午後の仕事が残っていた私だが、思わず泣きそうになってしまった。

でも、嫌な予感はしていた。

9月23日に一般公開された大久保グラウンドでの練習に大森の姿が無かったのだ。大森不在は気づいていたのだが、サポーターズクラブ会員限定のYouTube配信であったため、SNSやnoteで公言するのは敢えて控えた。

9月20日に手術したそうなので、練習一般公開の時点では手術は終えていたことになる。

現在ジュビロはJ1最下位。残り5試合。
J1残留に向けて大森と最後まで一緒に戦いたかった。10月29日にはパナスタでの古巣ガンバ大阪との対戦も控えていた。

残念でならない。


大森晃太郎は、私がジュビロ磐田で最も応援している選手だ。

以前「推しの話」として、大森晃太郎を応援する理由をnoteに記した。

2020年。J2に降格したジュビロにカテゴリを落としてFC東京から移籍してくれた大森。本当に頼もしかった。

現在ジュビロに残っている2020年入団組は、大森と当時ルーキーだった吉長真優の2名だけになってしまった(中川創、清田奈央弥、三木直土は育成型期限付き移籍中)。

今年2022年は、ジュビロそして大森にとって、3年ぶりのJ1での戦いとなった。前半戦の大森は、MOM級の働きをした試合もあり、調子は良かった。

特に、3月12日 第4節ホームガンバ大阪戦、
そして、4月6日 第7節ホーム川崎フロンターレ戦。
両試合共に大森が先制ゴールを奪った。

残念ながら、どちらの試合も試合終了間際の失点でドロー決着となってしまった。失点が無ければ勝ち点3と共に大森がMOMを勝ち取った可能性が高い。

更に、ガンバ大阪は大森の古巣、川崎フロンターレはJリーグ王者だ。絶対に勝ちたかった。実に悔しい試合だった。

それにしても川崎戦での下田恒幸さんの「大森だーーーー!」は数え切れないくらいリピートして聞いたな。

夏場以降のジュビロは下降線をたどる。

ファビアンゴンザレス、大津祐樹、山田大記の離脱などが重なり、ジュビロの得点力不足は深刻だった。

チームの調子と同様に、大森も厳しい戦いを強いられた。

7月2日、第19節 アウェイ広島戦ではFW陣不在の影響か大森は慣れない0トップの布陣で挑む事態となる。残念ながらあえなく0-3で完敗。

9月3日、第28節 ホームエコパ柏戦では、大森は相手に守備に行かず一失点目の原因となる動きをしてしまった。

その後、直近の2試合、第29節アウェイ札幌戦、第30節ホームセレッソ大阪戦では、大森はベンチメンバーからも外れた。

金子翔太の言葉を借りれば、ジュビロはJ1残留に対し「首の皮一枚」で繋がっている状態だ。

山田大記が長期離脱から復帰し、ようやくほぼベストメンバーで残り5試合に挑めると思っていた矢先に大森の負傷離脱は非常に痛い。

大森には2020年からの3年間、ジュビロでの活躍と貢献に本当に感謝している。ありがとう。

今年の試合出場が無くなったことは非常に悲しく、残念でならないが、しっかりと休んでケガを治してもらい、また来年ジュビロで一緒に戦ってくれることを願う。

来年、ヤマハスタジアムでの帰還を待ってる。

最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田と大森晃太郎のファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。


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