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ドゥンガからジュビロサポーターへのメッセージ -「サッカーの園」視聴-

サポーターたちよ磐田を永遠に支え続けろ!
優勝するために磐田の選手達にゲキを入れ続けるんだ!

元ジュビロ磐田のドゥンガから、ジュビロサポーターへのメッセージだ。

今年、J1最下位に低迷するジュビロ磐田をドゥンガは嘆き、このようなメッセージを送ってくれた事に感謝だ。

7月30日以降5試合勝利が無いジュビロ。
直近のアウェイ札幌戦は0-4と全く良い所なく敗戦した。

J2で優勝へ向けて駆け上がっていた昨年2021年。
先制されても動じず戦えていた。
アウェイ大宮戦の山田大記の試合終了間際の勝ち越しゴールに象徴されるように、勝利に対して最後の最後まで諦めていなかった。

J1での2022年。ジュビロはなかなか勝てない。
強度の違い、戦術がはまらない、スカウティングしても相手が更に上回ってしまうなど、歯が立たない点がたくさんあるだろう。

でも、残り6試合。わずかな可能性でもJ1残留つかみ取るには気持ちの面も大きい。ドゥンガの象徴「闘争心」がますます必要になる。

ジュビロの選手達には、少しでも自信と闘争心を取り戻して欲しい。
選手達の「ゲキ」となるために、応援をしたいと思う。


9月3日に放送されたNHK BS1「サッカーの園~究極のワンプレー~」を録画で視聴。かつてジュビロ磐田に所属したドゥンガが出演した。

テーマは「助っ人外国人」。鹿島のジーコやアルシンド、ガンバ大阪のエムボマなどJリーグの歴史を語る上では欠かせない名助っ人が登場した。

その中で、我らがジュビロ磐田からは「鬼軍曹」ドゥンガが登場し、現役時代を振り返ってくれた。

当時、私はJリーグは殆ど観ていなかった。当然ジュビロサポーターでもなかった。

でも、ドゥンガという選手はいつもすごく怒っている選手として有名だったので知っていた。

福西崇史さんが今でもよくドゥンガに怒られた話をするが、今回もVTRで出演し「今でも目を瞑るとドゥンガの顔が浮かんでくる」そうだ。

当時のジュビロに、ドゥンガは以下の二つを提言していた。

① 堅実なプレーを心掛けよ
「派手なプレーなんかいらないから堅実に正確なパスを出し続けろ」
② 闘争心を身に着けろ!
「サッカーとは情熱だ」
「サッカー選手の人生とは勝つことだ」

非常に単純明快。

だが当時のジュビロにはそれらが全く足りなかった。
優勝を目指すチームにとって非常に重要な要素だった。

そんなドゥンガが「究極のワンプレー」として挙げたのが、
1997年 第2ステージ 第12節 浦和 vs 磐田。

「俺の伝えたかったことがあのプレーに凝縮されていた」
とドゥンガに言わしめた試合。

延長後半、ボールを取られても必死に奪い返し、執念でVゴールを決めてジュビロが勝利を決めた試合。正にドゥンガの二つの提言を体現したプレー

そのVゴールを決めたのが藤田俊哉

ジュビロ磐田の新フットボール本部のスポーツダイレクターとしてジュビロへの帰還が決まったばかり。

ドゥンガと共にジュビロ黄金期を作り上げた藤田俊哉さん。そんな俊哉さんがジュビロ再建のために帰って来る。今回の「サッカーの園」は何か因縁めいたものを感じた。


今の低迷するジュビロにドゥンガのような選手や監督・コーチが必要なのか?と言われれば、そんな単純なものでもないと思う。当時とは時代も違う。

でもジュビロが残り6試合でJ1勝ち取るには「闘争心」むきだしのプレーが必要になるのは間違いない。

2019年の残留争いは最終的には降格した。でも、
・鳥栖戦、アダイウトンの同点バイシクルゴール
・札幌戦、荒木大吾の決死のドリブルからの決勝PK
・静岡ダービー、藤川虎太朗とアダイウトンのゴール
・ホーム最終名古屋戦、松本昌也と大久保嘉人のゴール
そしてこれらプレーに繋がるまでの多くの選手達のプレー。みんな気迫でみなぎっていた。

残り6試合。全力で戦って勝利するジュビロ磐田が見たい。
僅かでも可能性がある限り諦めないで欲しい。

最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田のファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。



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