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ラヴァブル・ディアー・トリックスター

遂に公演に漕ぎつけました!
ラヴァブル・ディア―・トリックスター!
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シナリオ/ゲームデザイン
かわぐちまさし

キャラクターデザイン
domco.

ロゴデザイン
TANSAN

企画・制作
ディアシュピール株式会社

———— 公演情報 ————

公演店舗
トリックスター(大塚)

プレイ人数
8人

公演時間
約200分


なんか調べてみたら、結局「インビジブル・メモリー」から1年経っていて、自分の制作ペースの遅さを噛みしめております。
(噛みしめたらアカン)

公演型は足を運んでいただいた方に楽しく遊んで貰うために色々考えることも多くて、今回もちゃんと出来ているかどうか不安なのですが、なんと!今までで一番「テストプレイの評判が良い」です。
(自慢する事では無い気も……)

しかも、テストプレイ時はエンディングのようなものも全然できていなくて(過去最高に準備不足)、ゲーム部分とエンディングの概要しか出していなかったのですが、それでもすごく楽しんでいただけて……物凄い感触を得ています!

どんな内容かと言えば、「おばあさんが死ぬよ!」くらいしか言えることがなくて(マーダーミステリーあるある)何一つ楽しさを伝える術がないのですが、その魅力をひとつ言うとすれば

キャラクター全員、顔(ツラ)がいい!

ということくらいでしょうか?(おい誰かコイツなんとかしろ)

こんな感じでツラが良いです。キャラクターデザインは「domco.」さん。

こちら物凄い不義理を働いておりまして……このイラストを描いてもらったのが、もう3年くらいまえになるんですよね……。

つまり、作品自体も3年くらいコネコネしていまして。
そして、そのコネコネは「全部頭の中だけでコネコネしている」という状況でした。3年間出来ていたのはプロットと、ちょっとした導入部のみだったのです。(絵を依頼するために必要なもののみ)

アウトプットは突然に

しかし、そんなんじゃアカン!と考えて結局1週間ほどで書きあげました。物凄い馬力です。自分でも驚くべき馬力。

まあ、一週間後にテストプレイを設定しちゃったからなんですけどね。

テストプレイには「友人知人店舗キャスト」という役満なゲストを招いているので、ここで「出来ない」は無理筋で。(それでも、1日リスケしちゃいましたけど!てへぺろ!)

なんとなく「テストプレイは全力で」というポリシーを持っている私は、基本、テストプレイは「最大2回」と決めています。要は、結果的に修正が入ることは仕方ないとしても、「1回目のテストプレイで完成形を出す=全力」を心がけています。じゃないといつまで経っても修正修正でシナリオは完成しないんです。テストプレイで試し試し作っていくなんて(私は)できないんですね。

「全力」はデザインも含まれます。なので、本来テストプレイに不要かもしれない「デザイン」も1日で全部やりました。(本当はやりつもりなかったんですが、中途半端にやると推理のバイアスになるので、全部やりました)

結果、テストプレイまでの4日間はほぼ徹夜で缶詰です。テストプレイを終えて、メチャメチャ好評でみんな褒めてくれたので、その日も家に帰って微修正するつもりでしたが、娘の背中をポンポンしながら爆睡してしまいました。

推理導線も突然に

なんで作るのがギリギリになってしまったかと言えば、「推理導線がどうも納得いかなかったから」というものがあります。

「ちょっと最近、話に振りすぎて推理導線おろそかになってない?」と自分で感じていたので、ラヴァブル・ディア―・トリックスターについては、その辺もおもしろいものにしていきたい気持ちがありました。

それでもテストプレイの日程を組んでしまったので、とりあえず書きたい内容をアウトプットしながら、トイレの中や食事中、シャワー浴びながらなど、手の止まっている間に推理導線を考えていて、そして!思い浮かんだのはテストプレイ2日前……。

マジで大変だったのですが、当時は「やべえ!あと2日しかない!」というより、「マジでこの導線いいじゃん!いいじゃん!」とテンションが上がっていた始末。徹夜がはかどるばかりです。

結局、「何が楽しいのか」が何も話せていないのですが、そんな苦労なのか、3年という怠惰なのか、ひらめきという爽快感なのか、締切という地獄なのか……そんな色々な状況と感情とイカしたビジュアルのマリアージュ的な作品ができましたので、どうぞ、遊びにいらしてください。

ラヴァブル・ディア―・トリックスター!
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たくさん遊んでいただいて、たくさん感想をいただけると、きっと制作ペースも早くなります。私のファンなんてそうそう居ないと思いますが、もし少しでも拙作を楽しんでいただけたなら本当に嬉しいです。

マガジン向けにあとちょっとだけ続けます。本当にちょっとだけ。

ではでは

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マーダーミステリーについて私(かわぐち)の考えや、ちょっとした情報などを書いて行こうかと思います。

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