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怖いと思ったことに突っ込んでいくと、新しい世界が開けるんだと思う。

相変わらず、ホームページどうするか問題をぐだぐだ考えている。でも、1つ、くっきりと、やるべきことが見えた気がしている。小説家で居続けたいなら、小説を書かなくてはならないということなのです。いや、当たり前だろ。当たり前なんだけどさ。

わたしがやろうとしていることは、わたしのためのメディアを自分で整え、小さなお店として開業することだ。一度来てくれた人が、また次も来たいと思ってくれて、来たら楽しんでもらえるようなお店。

それこそが、小説家としての活動そのものだと思う。

新しいウェブサイトをつくって、その場所に、新作を連載する。賞や評判を気にして一喜一憂するのではなく、物語を紡ぎ続けて、読んでくれる人に届ける。他の作家や作品と比べるのではなく、自分のお店に来てくれた読者にちゃんと向き合い続けて、それを続けていく。その先に、自分のたどりつく場所があるのだと思う。

でも、そんなふうに決めたら、とても、怖くなった。はたして、そんなこと、わたしにできるのかな。専用のサイトを作ったのに、連載をしなかったら、サイトを作ったことが無駄になる。

これって、もう、逃げ道がない。小説のコンクールに応募するための作品なら、締切に間に合わなかった、と出さずに終えることもできる。普段、小説を書いていないのも、依頼がないからと言い訳できる。このnoteやツイッターは私的な趣味な場所だから、たとえ書かなくても誰にもがっかりされない。

これからわたしがやることは、逃げ場をなくすことだ。小説家でいたいなら小説を書くしかない、という当たり前のことに、ようやく向き合うこと。

小説を書き続けていれば、きっとわたしが望む自分になれる。だから、書き続けるために、自分にとって心地よい発表場所を作る。ランキングとか他の作家の人気とかにしょんぼりしない、自分だけを見てもらえる場所。それって、とてもわがままのような気もするけど、そういうわがままを貫き通すことこそ、今のわたしには必要なのかなと思ったりもする。

怖いと思ったことは飛び込んだ方がいい。本当にやりたいことに対してしか、わたしはたぶん怖いとは思わない。そこまでやりたくなくて怖いことなら、目を逸らしてさっさと逃げて、距離をとって、怖くない状態に落ち着くから。

怖くて、でも逃げられなくて、足がすくんでいるようなときは、そこに飛び込むしか、やりたいことはできないよという合図なのだと思っている。

そんなことをツイキャスでうだうだとしゃべりました。

あ、日付すぎちゃった。メリークリスマスでした!

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