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「SF超入門」(俺の読書日記5)

小説を紹介する本の紹介

「SF超入門」冬木糸一(ダイヤモンド社)は、SF小説を56冊紹介している本で、人工知能、生命工学、気候変動、地球外生命などのテーマごとに、それぞれがどんな作品か、そのどこがスゴいのかを解説している。
結構ネタばれもあるが、紹介されている小説は発想や着眼点からして面白そうなものばかりで、想像力が掻き立てられる。
今をときめく企業の創業者にはSF好きが多いらしい。ジェフ・ベゾス(アマゾン)、マーク・ザッカーバーグ(メタ)、イーロン・マスク(テスラ)などといった面々は、SF小説の愛好家のようだ。たしかに、ここに紹介されているような本に親しんでいる人は、頭の中が広く柔らかく、色々と連想し、考え付いてしまうタイプの人で、それがきっと今の事業にも結び付いているのだと思う。

読んでみたい本

紹介されている本の中では、特に次の小説を読んでみたいと思った。

・「死都日本」石黒耀 ・・・・・ 火山噴火のはなし
・「高い城の男」フィリップ・K・ディック ・・・・・ WW2で日独が勝利
・  劉慈欣の作品 ・・・・・ 「三体」など宇宙人のはなし
・「ソラリス」スタニスワフ・レム ・・・・・ 不思議な惑星ソラリスでの体験

この本の初めの方には、SF小説の地図のようなものが付いていて、マトリックス表で各小説の内容的位置付けが理解できる。一覧性があって、見やすくて良いと思う。

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