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台湾の温泉で気づいたこと-台湾宜蘭日記4

台湾の温泉文化は日本人が持ち込んだらしい。
そして台湾の人は温泉文化を受け入れたみたいだ。
現に私の住む宜蘭の温泉街・礁溪(ジャオシー)にはたくさん温泉があって
いつ行っても結構賑わっている。

私は温泉が大好きなので、台湾にも温泉がたくさんあって嬉しい。
大体日本と同じ感覚で行けるが、「ここはちょっと違うな〜」というところもある。

ほとんど湯船の外

温泉の楽しみ方、過ごし方は人それぞれだけど、台湾は日本より湯船の外で過ごしている率が高い気がする。脱衣所と内湯が同じ空間の中にあるので、携帯とかを持ち込みやすい。だから湯船の外で永遠と電話していたり何かを見ていたりする。

湯船に入ったり出たりしながらずっと電話している人もいた。

シャワーキャップ必須

この必須度に気づくのに少し時間がかかった。絶対の絶対に必要らしい。日本は「湯船の中に髪の毛が入らなければ大体OK」くらいの認識だが、台湾は絶対に絶対に髪の毛が入ってはいけないみたい。みんな、マイシャワーキャップで頭をカバーしている。

温泉天国・岐阜県に住んでいた頃、毎週末温泉に行っていたので温泉愛が自分の中で深く深くなってゆき、「温泉の所作」というシリーズを描いていた。温泉のなかで皆当然のように見知らぬ相手と裸で同じ湯を共有している。よくよく見るとみんな思い思いの過ごし方をしていて、髪の洗い方ひとつとっても千差万別。そんな様子を集めて描いていた。今回の投稿の中のイラストはその台湾版という感じ。

ジャオシー温泉で、こんな人がいた。

夫と思しき人に何かを呼びかけているおばさんがいた。大声だ。ああ、こっちの言葉がもっとわかったらなあ。「もうすぐ出るからねー」とか、「風呂から上がって着替える時靴下濡らさないようにねー」とか、「晩御飯の予約の電話しといてよー」とか、そういうこと言ってるのかな〜

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