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事業妨げる要因を放棄する

 治療にとりかかる前に、病の根源をすべて放棄する覚悟ができているかどうかを患者に尋ねよ-ヒポクラテス

 事業を発展させたい方すべてにこの言葉と同じ覚悟が必要なのではないかと思います。

 つまり、事業発展への取り組みの前に事業を妨げる要因すべてを放棄する覚悟が必要なのではと思うのです。

 もっとも、その「事業を妨げる要因」に気づくことは難しいはずだとも思います。気づかないから「事業を妨げる要因」は温存され続けます。

 ものづくり企業が知的財産を活用して事業を発展させる場合であれば「特許を取らないと知的財産を活用できない」という一種の思い込みから解き放たれることがまず「事業を妨げる要因」でしょう。

 特許を取らなくても知的財産は活用できます。ただしそれは、長い長い時間をかけて多くの多くの知識を身につけ、あの手この手の対策を講じ、手を変え品を変えて社内への浸透を図り、ようやく現実になる話です。

 しかし、特許を取ったからすぐに知的財産を活用できる訳でもありません。やはり、長い長い時間をかけて多くの多くの知識を身につけ、あの手この手の対策を講じ、手を変え品を変えて社内への浸透を図ることは必要です。

 稿を改めて、その辺りについてイロイロ言ってみたいと思います。

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