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傍観の離別

枯れる命数え価値を決める
枯れるリアル文字化けの群れ
小判鮫がネットの罠かかる
『周りを刈るなら 己を刈れよ』

道徳正論振り翳すなよ
平和ボケした弊害のお前
考える前に指を滑らせるなよ
『下を見てばかりのお前が嫌いだ』

ちっぽけだったろ
ちっぽけだったろ
ちっぽけだった心
さよなら 今

ちっぽけだったろ
ちっぽけだったろ
ちっぽけだった心
さよなら 今 離別

落ち葉は また来る息吹への 意

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melt

遠くまで 羽ばたいた鳥の影
人々の上に並ぶ
人々の列に舞って
等間隔になって 刻まれてく
人形(ひとがた)は
今日も 未来も ただ ただ
生かされてるだけ

夕焼け 美しく 燃えるのは
憂鬱な 世界を 焼き付くしているから
作ったつもりでも
作らされている人の世へ
思い出だけは
まだ
まだ
消さないでくれ
消さないでいてくれ────

ember.-残ル火-

残ル火 夢に浮かぶ
残ル痛み 愛おしく
此処に居てよ 宵闇にまた君が
蒼く 溶けてった

『離れた分だけ想い深まる?』
そんなまやかしを刷り込まれて
結局、切れ切れな夜だ
どうせ またねって 気休め
どうせ またねって みんな死ぬからさ
分かったよ

残ル火 夢に浮かぶ
残ル痛み 愛おしく
此処に居てよ 宵闇にまた君が"浮かんで"
会いたい 距離 儚く
会えない 距離 切なく
此処にはまだ思い出だ

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想い出口

終わりは始まりって気安く言わないでよ
泣き出したくなる夜が今頃来たんだよ

時間をかけて 駅まで歩いて
平気だと装ってみるけれど
あの頃を探しちゃうよ

改札 通り過ぎた あなた 振り返ってくれたね
改札 越しだと 余計 遠い人に見えてたよ
気づけば一人ぼっち 急に不安になる
終わりを知りながら 近づいた
終着駅 想いの出口

一瞬でも同じ 生き物になりたくて
二人だけのあだ名 言えない好き 月

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飛ばない鳥

明日もし人類が地球から全部居なったら
他の生き物は何思うだろう 大した事もないな
お人形遊びだよ 人間世界
ちっぽけだね バイバイ

何回 何時間 何人 何ヶ月
いちいち数字で区切ってんなよ
大事なものを

周りがどーとかどーでもいいだろ
君だけの歌をここで歌えよ
そうさ 僕らは 飛ばなくて良い
心の空 歩いていこう

本来 産まれた時から 必死に生きる生き物
金も 資産も 地位も 名誉もも100

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シリウス

寒い夜 記憶まで 凍りそう 不安になるよ
過ぎてしまえば 何も無かったように
月日、星も流れてくんだね

冬の街に 雪が 舞い降りて
星屑みたく 思い出に積もった
夢の粒も 幻も 切なさも
此処で消えないで いつまでも

冷たい風 指の隙間をすり抜けていくよ
掴めないのは 流れ星のようで
また夜空に 手を伸ばした

いずれ星は
いずれ雪に
そして涙に
変わるね

冬の空は きらきら君色になる
映す

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藍色の涙

夜の海 空に混ざって
ぜんぶ 藍色 になる
波が癒えない 弱音を
月まで連れてった

白々しい顔なんて
作んなくていいよ
また笑ったように
僕ら また泣きだした

嘘みたいな 強がり 忘れて良いんだよ
夜の海は すべてを 包んでくれたから
消したい過去や 消えてしまいたい現実も
ながしたいもの ぜんぶ 流してしまえよ
藍色の中

夜を泳ぐ 海月になれたら
夢で会えるかな
あの頃のままで僕は
また泣

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オリオンの記憶

いつの間にか夢みてた
秋の夜の調べ
手にしていた
幸せが指先をすり抜けってた

微笑み交わした
あれが最後なの?
月明かりが手招きした

瞬きながら 零れてく
君の姿 流れ星
届きそうで闇に手を伸ばす僕です
いっそここで無くなれたら 君のほうへ行けるかな?
答えてはくれない遠い空

午前二時過ぎ 一人きり 物憂げな気持ちになる
それは君も 一人きり悲しんだ気がしたから

微笑み交わした
これで最

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水の月

水溜まり浮かぶ三日月が
本音はここだと泣いてた
逆さの心 溢れ出して
はらはら おちてった
今日も生きたのは 水の月のなか

死んだ目で街を泳ぐ生き物
いつか見た夢理想は捨ててきたんだね

はぐらかして生きる日々に
後悔ばかりが降りしきる
頬を伝うのは雨じゃなくて
涙だったんだ

水溜まり浮かぶ三日月が
本音はここだと泣いてた
逆さの心 溢れ出して
はらはら おちてった
今日も生きたのは 水の月の

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脈拍

晴れた日には 雲を探した
曇りの日は 太陽 探した
雨の日には 君は泣くかな?
無い物ねだり いつも通りだ

何処に居ても 一人の僕だ
分かりきってたのに何故 どくどく
血は流れるの

胸を 切り裂くように歌っても
胸の 奥の声は届かないの?
記憶 赤く 君 脈打つまま
せめて せめて
心臓の中に居て

いつも言葉交わしてるけど
どうせみんな消えてしまうの
悲観的なぼくはまるで
自分の手で首を絞め

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camouflage

哀願に素知らぬ目で躱す
例刻に 冷酷に
お前がオーマイガー
そう 死ねば気が変わる?
例刻に 冷酷に

腐ったポーカーフェイスは外せない
狂い出した宇宙のせいにした
真実はカムフラージュ

愛玩にいつまでしがみつく
妄想癖暴走へ
変わりたい変われない意識の裏側に
依存し、依存死

消えそうな命見ても知らん顔

腐ったポーカーフェイスは外せない
狂い出した宇宙のせいにした
真実はカムフラージュ

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雨降りの丘

答えの出ない命題を
自問している最中です
『それすら意味がなさそう』って
するり 刺さるトゲ

忘れてみれば簡単で 永続するは難解です
記憶に退路作った ズルい僕です

嵐の中を虚ろ泳いだ
弱さなんて吹き飛べって嘲てた

降りやまない雨 悲しみのようで
手を伸ばして集めてみた
君に近付けた気がした
おとぎ話のような 甘い思い出が
乾かずほら 溢れるから
涙の花を手向けた

死んでるように生きていて

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ロストデイズ

遠いいつかの 日暮
見つめながら ずっと
歌っていた

遠い前から 分かってた
夢に終わりが来るってことを

雲に隠れた君と また 巡り逢えるから
この日影も寂しくないなって 思えた
どうせ もう なんて 零れないように
空に向けて また 歌った

日暮 傾き 手を伸ばす 届きそうだけど
離れてった
西に向かっても 夢に終わりが来ることを
分かってたから

夜が来ても 君の姿 思い出すのは
あの

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透過する花

気が遠くなる街 黄金色に
乱れ咲く 造り花
心だけちっぽけ 花芽のまんま
皮肉だね落葉 堕ちた

気が遠くなる街 無機質な夜
嘆いても無情色
痛いくせに 離れられなくて
いつから失望

繋がれた鎖を
今すぐにほどいてよ ネェ

空へ 怖くはないから
僕ら風に 向かって行く
空へ うらぶれた この世界で
花は咲かないから

自尊破損 棄ていけば
まほろば辿り着けるから
リセットを押した

涙に濡れた

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