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『平日』(詩)

ぐっとくるような
なにもないような

整列した人らは粛粛と
散乱した衣服はバラバラと

走っていたような
歩いていたような

燦然と輝く星々が
散々とさざめく野の青が

歌っていたような
囁いていたような

蓋然ではなく必然で
惨憺とするのは当然で

簡単に 単純に 平凡に





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