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ゲイシャ種発祥の地エチオピアのゲシャ村の「ゲイシャ・ビレッジ」コーヒーが飲みたくなるお話|金澤屋流お家カフェVol. 42

パナマのゲイシャ。エチオピアのゲイシャ。どちらもゲイシャ種と呼ばれるコーヒーの原種です。類まれな味わいで世界中で人気の2大ゲイシャ。そして価格も高額。それでもゲイシャファンは、絶えず年々愛飲家も増えております。今回のお話は、エチオピアのゲイシャのお話です。コーヒーのルーツと言われるモカに始まり、ゲイシャ。一体どんな魅力があるのでしょうか!

1.エチオピアはどこにある?

首都 アディスアベバ
 日本の3倍ほどの面積を持ち、人口は1億人もいないので日本よりも少なく
 日本からはひたすら南西に進み、インドとアラビア半島を抜けた辺りにあります。 アフリカの中でも人口が増え続けている国の一つで2番目に多いそうです。 遥か昔から、歴史があり日本よりも長いのです。
中でもコーヒー発祥の地としての知名度が高く多くのコーヒーファンに愛されている国です。

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2.コーヒーのルーツ「エチオピア産のコーヒー」

コーヒー発祥の地と言われるルーツ。珈琲発祥の地…
知ってましたか?
人間は、どのように珈琲と出会ったのか…
いくつか諸説ありますが…
山羊飼いのカルディーの伝説とシェークオマールの伝説が有名です。
神秘的な物語

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モカコーヒー物語
詳しくはコチラ↓

私は、個人的に山羊がコーヒーの実を食べて興奮していたというストーリーがそうかも!と思っております。(笑)
コーヒーって飲むだけで気分がシャキッとなりますよね。
恐らく実を食べて山羊たちがカフェインでしゃきっとなったのでは
なんて思っております。

3.エチオピアと言えばコーヒーセレモニー

コーヒーのルーツをたどればエチオピアへ。
現地へ行くと日本では想像もつかないコーヒーの飲み方をしているのです。
それは、コーヒーセレモニーです。愛知大ピアでは、日常的に珈琲が愛飲されています。客人も前で豆をフライパンのようなもので煎り、容器に粉と水をいれて沸かし、その上澄みを飲む伝統的な習慣があるそうです。

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↑このお店の飾りは…そういった儀式に使われる道具だそう…日本でいう茶道的風習の一つ。

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わが社でも親睦会などでコーヒーセレモニーを野外で行ったことがいくつかあります。とても暑かった真夏にやったときは(;'∀')汗だく。火をおこし豆を焙煎
すりつぶし
お湯を沸かして煮出す

エチオピアの女性はすごい…と思いました。
客人をもてなす
恐らく1時間以上はかかります。

4.モカという理由

そんなエチオピアからモカ港を経由して世界中に珈琲の種や苗木が流通しました。日本でモカと言えば!
イエメン産のモカ(近年の情勢悪化等により輸入化困難に。現在ほぼ店頭では見られなくなりました。)
エチオピア産のモカどちらも「モカ」で通っています。
今では、モカと言ってもどのエリアで精製方法で…と色々あり銘々が長い。

そうそうモカと言えば実は他にもこれだよっていうものが3つあるんです。

1つ目は、エチオピア産やイエメン産のコーヒー豆を
2つ目は、カフェモカで知られるチョコレートの入った人気のカフェメニュー通称モカと言われています。
3つ目は、モカポットと言われる珈琲器具です。イタリアで主流でモカプレスなどともいわれる家庭用のエスプレッソ器具です。通称モカ

モカってコーヒー豆だったりコーヒーメニューだったり珈琲器具だったり
色々あります。💦面白いですね。
私は、前後の話の流れでいつも想像してますが、勘違いはたまにあります。

5.エチオピア・ゲシャ・ビレッジについて

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弊社では2017年の日本上陸からこちらの特別なコーヒーを仕入れ販売をしております。出会いはさかのぼって

始まりは、2017年秋。出会ったエチオピアのゲイシャビレッジ。同じ年に優勝したバリスタチャンピオンが実際に使用したシングルオリジンでした。
瞬く間に有名に…日本中からオーダーが殺到したのだとか。

それでも、人気に拍車がかかったのは、このコーヒーの生まれにもあったのです。エチオピアと言えば…モカ。コーヒー発祥の地でありモカは、最古の高級コーヒーの代名詞としても知られています。
そんなモカではなく今回のゲイシャ。実は、ゲイシャ種と言われる品種。
数年前にパナマで育てらえれたコーヒーが、柑橘系のコーヒーらしくない香りを放ち、世界最高とまで称賛され一躍有名になったコーヒーの発祥の地。
パナマで有名になったゲイシャ種は、実は、エチオピアのゲシャ村で1930年に発見された野生種です。かなり前からあったのですが、その後生産性の高い品種が植えられ忘れられていた!?ともいえるコーヒーです。

当店のエチオピア・ゲシャビレッジ

ネットの販売サイトよりご注文頂けます。注文を頂いてから焙煎し配送致します。少量ずつご注文頂けますのでご安心下さい。お値段は、パナマのエスメラルダ農園のゲイシャよりも半値ほどと手が出しやすい価格です。

通常のモカフレーバーとは異なるゲイシャフレーバーを放つ、類まれな味わいです。

今ならアニバーサリー福袋にも入ってますのでお得ですよ。

https://www.krf.co.jp/SHOP/1109277/list.html

余談、ゲイシャと芸者の関係

関係はありません。(;^ω^)が連想してしまいます。ゆえにインパクトが大というのも事実であります。

ゲイシャってげいしゃ?あの芸者?と思いますよね(^_^;)
と思えば、ゲイシャというかゲシャに近い発音らしいのですが、日本ではゲイシャというので思わず日本の芸者を思いうかべて
かなり印象に残るネーミングでもあります。

ここでいうゲイシャというのは、コーヒーの品種ですよ。

整理するとエチオピアのゲシャ地区で発見された樹を起源とする在来種です。コスタリカ経由で中米に伝わり、パナマで世界的に有名になり、マラウイ、ケニア、ガテマラで僅かに栽培されてます。

パナマのエスメラルダ農園で植えられたゲイシャ種のインパクトが大きく、他の生産国でも植樹して試す国が増えたのです。

ゲイシャと聞いた場合は、どこの国のどこの農園かもチェックしておくといいですね。エチオピア・ゲイシャ・ビレッジのお話でした。





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