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コーヒーはストロングが好み!|金澤屋流お家カフェVol.3

コーヒーはどちらかと言うとしっかり目、ストロングが好み。重厚感あるコーヒーらしい苦味やコクが好きな方にお勧めのレシピです。コーヒー豆にも相性がありますのでこのレシピに合ったコーヒー豆選び。美味しい淹れ方。アレンジのお勧めも紹介。

「一番大切なコーヒー豆選び」淹れ方×相性の良いコーヒー豆を使おう!

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基本のコーヒーは、コーヒー豆の種類問わずオールマイティーな味わいですが今回の「濃い目のコーヒー」は、どちらかと言うと個性派な淹れ方に入ります。個性派な淹れ方だけに、コーヒー豆も相性が大切と言えます。

焙煎度で言うと「中深煎り」から「深煎り」のコーヒー豆が最適。

<当店のおすすめコーヒー豆>※クリックすると紹介ページへ

百万石ブレンド

極みブレンド(金澤屋珈琲店限定ブレンド)

近江町ブレンド

カフェプリモ

インドネシア・マンデリンアチェ

ブラジル・サンタカタリーナ農園

中深煎りから深煎りコーヒー豆を使う理由とは?

簡単に言うと、濃く淹れても美味しいコーヒーである!という事が大切です。濃く淹れても美味しいコーヒーというのは、特にコーヒー豆の焙煎に関係があります。コーヒー豆ってよく見ると見た目の粒の大きさや形状の違いの他、色が違ってる?って思ったことはないでしょうか?いわゆる浅煎りと言われるコーヒー豆は、粒が小さめで黄色っぽい茶褐色、深煎りというコーヒー豆は、黒みを帯びた茶褐色、そして見た目にもキラリとオイル分がにじみ出ています。

ストレート5種2

浅煎りにのコーヒー豆は、焙煎の時間が短くコーヒーの成分が沢山残っています。味の傾向はかろやかであり、ふんわりと香りが良い。苦味が少なくやや酸味が出る味わいです。

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対して深煎りのコーヒー豆は、煎りの深さ、焙煎の時間が長くコーヒーの成分的には軽くなっています。大きさは膨らみコロンと大粒。テカットした油分がキラリと表面に出ています。味の傾向は、酸味が少なく苦味が優勢。コクやビターチョコといった複雑な香りやフレーバーを持っています。

濃く淹れる!のであれば、中深煎りや深煎りのコーヒー豆がおすすめです。成分が沢山残った浅煎りのコーヒーや中煎りタイプでは、酸味の他色々な味がしっかりと余剰に出すぎて複雑に。酸っぱいコーヒーは濃くして飲めるでしょうか⁉(笑)

勿論好みもありますので一概には言えませんが深煎りの濃い目は、いつものコーヒータイムがググっと大人にビターに感じる上質なひと時です。

影のドンと言えば「コーヒーカップ」の存在

お料理全般にも言えることですが盛るお皿や器…見た目のバランスや味まで器で印象かわるなーと思った事はないでしょうか?外食をすると、さりげなく気の利いた器遣いでやっぱり美味しい。と感じませんか?お家とは違うなーという点がお料理に合った量のお皿や椀であること。照明からテーブルセッティング。そんなお料理の世界と同じように、コーヒーも味わうカップで感度や満足度、美味しさが変わります。

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当店のオリジナルコーヒーカップです。陶器でできております。厚口で大胆な色使い。こちらもお店ならではの演出ですが、主にストロング系のコーヒーやアレンジメニューに使います。厚口のカップは、苦味のあるコーヒーをよりまろやかに、そして冷めにくくする効果も見られます。向き、不向きでいうと薄口で口広がりのタイプのコーヒーカップは、バランスが悪く苦味が強く感じる傾向になります。面白い事に同じコーヒーを形状の異なるカップで飲み比べすると一目瞭然。まさに影のドン。

「おすすめの器具/名門K2人用」で安定の速度

「抽出器具」
●コーノ式名門K2人用フィルター

●円錐の紙フィルター(フィルターのサイズに合わせる)

●サーバー(マグカップにフィルター直のせでもOK)

●ドリップポット(細口タイプ推奨、容量は0,5㍑以上目安)

※コーヒーの粉の粗さは、中挽きから粗挽きを推奨しております。その理由は、コーノ式名門kは、安定したろ過速度を保つことができるからです。また、ろ過速度が速くなってしまう場合は、粉を細かめにすることでお湯の浸透に時間がかかりますのでゆっくり淹れられます。

「抽出レシピ」抽出時間目安2分半〜3分強しっかり時間をかける。

●お好きなコーヒーの粉(中挽きから粗挽き推奨) 15g

●お湯を注ぐ量 150g 落とし切り

●お湯の温度約85~89℃ 

抽出イメージ

むらし(20g)⇒1回目の注ぎ(60g)⇒2回目の注ぎ(40g)⇒3回目の注ぎ(30g) 合計150g もっと詳しく淹れ方を知りたい方は↓

「コーヒーの淹れ方は、基本のコーヒーで紹介しております。」

飲み方のおすすめ

そのまま濃い目ブラックで、リキュールと合わせてカクテル風に。

ミルクと半々に割ってカフェオレ。

氷で割ってアイスコーヒー・・・濃い目カフェはアレンジで七変化。

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金澤屋流ワンポイントアドバイス!

★むらしをしっかりと時間をかける。濃い目にお勧めのコーヒー豆は味を出す準備をするのに時間をかけることで、味が隈なく出てきます。

★熱々の若仕立てのお湯よりも2~3分置いて90℃以下を目安に。85℃ほどのやや低温でドリップする事でコーヒーの苦味成分をまったりと甘ーく出すことができます。まさに苦いけどうまい!苦いのに甘い!の一言が出るコーヒーの秘密。

★手加減でゆっくりできない!ろ過が早くなる!という方には朗報!使用する紙の違いでもろ過速度はコントロールできます。ペーパーにコットンリンターを使ったコットンパワーフィルターの存在をご存知ですか?通常のペーパーに比べてろ過が遅く全体的にまったりと。ネルドリップに近い味わいともいわれる濃厚で丸みのある味に仕上がります。

コーヒーはストロングが好み!|金澤屋流お家カフェVol.3でした。

次回は、軽やかに楽しむコーヒーです!

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