緊張と不安について
「人前で話すことの多い金山さんは、
緊張することなんてないでしょう?」
などと言われることがあります。
いやいや、全くそんなことはありません。
私も人間なので「ココぞ!」という講演などは
それなりに緊張するものです。笑
人によっては
「緊張なんて感情、なくなればいいのに!」
などと考える人もいるのかもしれません。
ときに人は、緊張や不安という感情に翻弄されて、
自分を見失ってしまいがちです。
今日は緊張と不安といった感情を
EI(Emotional Intelligence)的な視点から
解説してみたいと思います。
緊張とか不安という感情はなぜ起きるのか。
それは、集中力や注意力を高めるためなのです。
「え〜、そんなことないよ。
俺なんて、緊張や不安の状態になると、
集中力が無くなるし、注意も散漫になるもん!」
などと思った方。
あなたは「不安」の次のフェーズ、
「混乱」状態に入っています。
この混乱状態を放置しておくと、
次は「鬱」という状態になるので、
早めの対処が必要です。
不安や緊張状態の時に必要なセンスが、
Let it be(受け入れる)とLet it go(解き放つ)
というキーワード。
実に多くに人が、
考えてもしょうがないことを考えて、
不安になったり、緊張したりするものなのです。
だから、自分がコントロール出来ることに集中して、
それ以外のことは潔く受け入れる(Let it be)が重要です。
そして、やるべきことをやったら、
後はいい意味で開き直る、
解き放つ(Let it go)ことが大事。
だって、それ以上は考えてもしょうがないってこと。
そのために必要なのは、書き出すことですね。
これは「混乱」状態に入っている時にも効果的です。
「混乱」状態とは、不確実性の感情の上に
またネガティブな感情が重なってしまっている状態。
だから、整理がついていない状態なんです。
先ずは、何が問題なのか?
そして、自分がコントロール出来ることは何か?
などを書き出すこと。
これだけで、混乱状態からかなり脱却することが可能です。
ぜひ一度、お試しあれ。
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