今日の出来事

先日、社用で市内を走行中、歩道で両手をついて座り込んでいる人を発見。すぐに車を停めて近づくと、かなり高齢の女性でした。声をかけるも返答はできず、かなりの炎天下にも関わらず汗が出ていないことから熱中症と判断、すぐに119番通報。救急車の到着まで女性を日陰に運び、リスク覚悟でマスクを外させてもらい、状態観察。脈拍はやや速いもしっかりしているが、足の痙攣がはじまってしまい、ヤバいなという感じでした。場所は県道沿いで交通量もそこそこあるので誰か手伝って欲しくて手を振るのですが、誰も停まってくれません。やっと一台の軽四が止まったのですが、なんと運転していた若い女性は降りてくることもなく車内から携帯で撮影している様子。かなりムカついて怖い顔をしたのですが、このご時世、誰もリスクは負いたくないのでしょう。でも、撮影はないでしょうに(多分動画)、、
そしてご婦人を無事、救急隊に引き継げたのですが、止まらない車、撮影女子、一昔前なら、みんなこぞって助けてくれたのに、釈然としない出来事でした。
さて、このような事案について少し考えると、やはりコロナ感染の影響が大きいように思います。怪しい人には近づかない、確かに大切なことかもしれませんが、それによって日本の助け合うという心がなくなっていくのは寂しいことで、私的には経済損失よりも重要な損失なように思います。

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