ねことくらせば

人生の中心にねこ

イスラム教の開祖ムハンマドがある日いつものお祈りに出掛けようとすると、袖の上でねこがまるくなって寝ていました。ムハンマドは短刀でねこを起こさないように袖を切って礼拝に出かけました。

私の大好きなエピソードです。ねこ好きならば見習いたいものであると言えます。
高校の時に飼っていた猫は、夜になると散歩に出かけるので、一年中窓を開けていました。
遊び疲れて帰ってくると、布団の中に潜り込んできましたので一緒に寝ていたのですが、冬はいつでも隙間風が入ってくるし、夏は猫ノミが繁殖して身体中が痒くて地獄でした。
ある日、学校から帰ってくると、ベットの中で子どもを産んでました。
「可愛いでしょ。見て、見て」と一匹づつ紹介してくれるのですが、ちょっと、シーツが血だらけなんで、申し訳なかったのですが、段ボール箱に移動させました。

ねこの性格

社会人になってからは、公務員宿舎だったのでねこは飼えません。
自宅を購入してからは、二匹の女の子を飼うようになりましたが、私は単身赴任なのでたまに会うだけでした。
現在は、その二匹一緒に暮らしています。チャトラとサビネコです。
チャとらの方は、シュッとした美人さんです。性格はおおらかで、あまり人間のことは気にしていません。
知らない人が来ても怖がったり警戒したりしない一方、なでて欲しいとか可愛がって欲しいとかもなく、食事の時だけなついてくるという感じです。
ある意味、ねこらしいねこです。
一方、サビネコの方は、なでて欲しい、ブラッシングして欲しいとベタベタしてきます。しかし、知らない人が来たり環境が変わると、ダメージを受けやすくしばらくスネたり、食欲が無くなったりします。
こちらは、どうも人の言葉とか行動がわかるみたいで、お出かけをしようとすると、やたら話しかけて来たり、足に爪を立てたり、体に登ってきます。
引き留めようとしているのでしょう。

ねことすごす日々

二匹とも１５歳を超えているので、人間で言えばお婆さんです。
最近は、走り回ったりすることも少なくなり、寝てる時間が増えています。
今も、膝に乗ったり、キーボードの上を歩いたり、トイレに行ったりとゴソゴソしています。
ねことすごすのはとても幸せな時間です。
特に、現在、飲みながら書いているので、さらにそう感じるのだと思います。ねこを愛でながら飲む酒は最高です。
そう言えば、ねこはウイスキーの守神で、実際にスコットランドではお仕事をしていました。

ねこは可愛い

で、このコラムで何が言いたかったかというと、

まぁ、それだけなんですけどね。
カワイイですよね。ネコ。