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運用日記: 10月の損益+おまけ:マーケットメイク戦略アイデア編

皆さん一週間ぶりです。

今月の仮想通貨市場は凄まじいボラティリティでしたね。ここまでビットコインが上がるとは思わなかったですが、私は30分程度しかポジションを保有しないので波に乗ることは出来ませんでしたが、皆さんはいかがだったでしょうか?

今回の運用報告は、ちょっと形式を変えて報告しようと思います。理由は、実は4連休プチ旅行に行っており、自宅のデータベースにアクセス出来ないということもあって、大変恐縮ですが、今回は別の形で報告できればと思います。

運用報告

損益: +86591円
残高: 348858円→435449円(+24.8%)

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今月の中旬までは普通にトレーディングしてましたが、問題は途中から負けるようになって、ボラティリティの一部で戦略がワークしていないことを発見したので、それを修正したらまた軌道に乗り始めました。最終的に、PLが最高値で終えることが出来て良かったです。

今月の大きな材料としてはやはりPayPalでしょうか。OKExやBitMEXに関するニュースでマイナス材料も多かったですが、やはり金融市場で金余りの状況が続いているので、仮想通貨に資金が流れたのでしょうか。

来週頭は米大統領選投票も控えていて、マーケットがかなり荒れるとは思いますので、チャンスでもあり、一発で退場する可能性もあるので、気をつけて運用したいと思います。

さて、最近コストについて色々考えているので、botterの方々の参考になればと思います。

マーケットメイク戦略アイデア編

正直、今まで沢山のマーケットメイク戦略に関する論文を読んできました。

綺麗な公式は大体強い仮定を置いています。もちろん、あまり具体的な設定をすると方程式が解けないことも多々あるでしょうが、大雑把にすることによって現実の市場に果たして適合しているのでしょうか。

そこで考えたのが、将来のマーケットの買い注文と売り注文を予測すれば良いのではないかということです。これは、要するに例えば、今後1分で買い注文が10BTC、売り注文が5BTC発注されることが分かっているなら、取る戦略は非常に明確で、自身の発注量をxとした時に、板から5-xBTC分だけ離れた所に注文を置けば良いということになります。これで、ちょうど5BTC注文が来て約定するという算段です。

ただし、これだけですと問題点もあります。例えば、買い注文が10BTC来てから5BTC売り注文がくると、最初に自分の売り注文が引っかかりますが、既に価格はある程度上がっているため、5BTC売られても買い注文は引っかかりません。

つまり、差し引き5BTC買われるので、先に買い注文を出してから、5BTC分上に売り注文を出せば良いのです。

この戦略をフロントランニングと言いますが、個人投資家は公の情報を用いて予測するため違法ではございません。

ここについてもう少し研究を重ねたいと思います。

では、皆さんも良い週末を!

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