![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65514553/rectangle_large_type_2_9a69f4ae262d61b4a4b5cf6c237526a6.jpeg?width=800)
Photo by
frankyy26
【奥田民生の『さすらい』を聴くと無性に旅に出たくなりませんか】
こないだ、星読みの勉強してる友達が練習がてらわたしのホロスコープ(要は星占いのもっと詳しいやつ)を見てくれたんだけど、
「おうちだいすき」
なんだって(笑)
どうりでこんなに出不精なわけだ!
が、昔は旅が好きだった。
中型バイクにも乗っていた関係で
愛読書は『旅々オートバイ』。
いつでも読めるように常にカバンの中に入れてたからもう、ボロボロしわくちゃになり実際ボロボロになるまで読んで、もう一冊購入しようと思ったら絶版してて、本屋に注文して取り寄せたくらい。
とにかく旅の本を読んでいればワクワクしたし、ネットで情報を漁るのも好きだった
時が経ち、自分が古家に住み、暮らし(「ていねいな」は付けないやつ)を意識し始めた頃から、おそらく本来のわたしであろう自分がどんどん頭をもたげ、猫もめだかもいるこの家にいてアレコレやってるのがなにより楽しくてたまらなくなり
いつの間にか立派な出不精の出来上がり。
ただ、時々秋晴れの日には、まだ見ぬ田舎や道や里をバイクで走ってみたくなる、どこか切なさや郷愁に似た感情がふと沸くことがある
『あてのない旅』というのは、現実的には自分にはとうてい無理(経済的にもそうだし猫もいるしあと恐怖心もある)だけど、
期間も行く先も宿泊も予定も何も決めない、そういう旅って、
想像すると胸の奥のなんか子供の頃のゾーンみたいなもしくは逆に自分の老年期のゾーンみたいな、そういうのがコソッとこそばゆくなるのは、出不精の今でも変わらない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?