これが言いたかった!!

一冊の本を買った。
「あなたの写真は全部、正解。」

たぶん、カメラ初心者の方に向けたレクチャー本に分類されると思う。
けれど、このタイトルに惹かれて手に取った。

パラパラめくるとやっぱり。
私の言いたかった事が全部書いてある…！

『ポイントは「自分の感情」と「写真が写る仕組み」の2つを分けて考えていくことです。』

『誰が操作しても同じになる「道理」は覚えておいたほうが有利』だけれど、それだけでは人に感動を伝える写真は撮れないということ。

白飛びはダメ、この構図じゃなきゃダメ、目にピントが合わなきゃダメ、そもそもピントが合ってなきゃダメ……
カメラに○○しなきゃなんてのは存在しない!!
だって、食べ物やファッションにも好き嫌いや興味の有無が人それぞれ有るように、みんなにとって良い写真っていうのは存在しない。
感動する人もいれば、なんとも思わない人もいる。

構図を考えて、ピントをうまく合わせて、光を捉えて、うまく撮ったからと言って、それは一枚のデータに過ぎないのだから。

ただ、上にも引用したように、カメラの使い方、
道理をわかっていると、自分が感動した瞬間の
切り取りが出来る確率が上がる。

それを指先で設定変えられたり、立ち位置を変えたりするひらめきを一瞬でできるようになってるか
なってないか…だけ。

感動の瞬間は、一瞬な事が多い。
夕焼けがキレイだ✨と思っても、カメラを取りに行っている間に空の表情はすっかり変わっている事も
よくある。

なんだか、私の言いたかった事を全て書いてくれているこの本を、初心に返る教科書として持ち歩きたいと思った。

カメラって楽しいよ。
いつか、「キミノミタケシキ」見せてね。

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