ワンピースの好きなところ、魚人島
傷つけても 傷つけられても
流れる赤い血
とても 道とは言えぬほど
か細く 狭い その管こそ
恐れあう 偏見を
血で血を洗う 戦いを
かくも容易く すり抜けて
絵空に描く幻想よりも
確かにみえる 太陽へと続く道
アニメ、ワンピース『未来へ! タイヨウへと続く道!』の中であった、お気に入りのシーン。
血が足りないルフィに、ジンベエの血を輸血するところ。
魚人であるジンベエの血が、人間であるルフィに入っていく。
散々酷い目にあわされて、憎んで、タイのアニキは人間の血を入れることを拒んだ。
憎んで、恨んで、遠い理想だった、人間と魚人との共存に、近づいていった感じ。
ルフィとジンベエはもともとインペルダウンや頂上戦争でともに戦った仲だけど、周りの魚人や人魚たちからしたら、ものすごいことだと思う。
音楽や映像も胸を打つもので、好きだ。
それともう一つ。
王や王子たちが捕まって、しらほし姫やジンベエとかも捕まって、ホーディが王妃を殺したのは、自分だと告白し、姫が「知ってました」と言うシーン。
姫の母である王妃の、自分を殺した犯人がどこの誰であっても、怒らないで。という、言いつけを守って、誰にも言わず、一人で抱え込んでいた。
「親を殺した者を憎まんじゃと! たとえ死にゆく母の願いだとて、それを実際に聞き受けるのは、不可能に等しい。なんと健気で素直な娘じゃ。一体、誰に真似ができようか」とジンベエ。
そんな姫を “間抜け” と笑うホーディ。
そして、麦わらの一味の登場。
ルフィのしらほし姫の呼び名が
よわむし→よわほし に。
「お前、思ったほど弱虫じゃなかった」と。
そこからがお気に入り
ロビン「ひどい目にあって、その相手を憎み、怒りをぶつけることは、だれにでもできる。あなたを、“間抜け” と呼んだ、あの男のように」
ナミ「でも、その憎しみを受け止め、一人で抱え続けることは、決して弱虫じゃ、できはしないわ」
大好きなロビンのカッコいいシーン。シビれる。
ナミも、人間を恨むアーロンに、長い間ひどい目に遭わされた。そんなナミから出るこの言葉には、重みがある。
美しさの中に、強さがあって、カッコいい。
それから、ジンベエ「憎しみを受け継がん。これこそ、偉人たちの願い」
ジンベエ親分も、ずっしりとカッコいい。
あと、ブルックがシマシマのやつと戦ってるときも好き。
首を切られて、敵が ヨッシャーψ(`∇´)ψ って
なっているときに
💀「いいえ」
って。首だけのガイコツが……。怖。
Σ(゚д゚lll)ハッ!?
首がタマシイで胴体に繋がるのも、怖い。
その後、シマシマのやつが味方に攻撃してるのを止めるとき。
ブルック「貴方に、死んだこともないクセに、偉そうに!!!!」
「死んで、恨みを残す? バカバカしい。何も残りませんよ! 生物皆、死んだら骨だけ!!」
実際に、死んだことのあるブルックだから、言えること。カッコいい。
🤖「説得力がちがうぜ」
💀「恐縮です!」
以上。
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