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ピラティスインストラクターとして重要にしていること。感覚の共有できていますか?

こんにちは!かなとです!

今回はセッションで重要にしている、感覚の共有についてお話ししていこうと思います。

これは、理学療法士として病院に勤務している時も意識していましたが、ピラティスインストラクターになった今はさらに意識しています。

ピラティスってエクササイズ一つ一つに目的があり、エクササイズが丁寧にできていれば、必ず変化が出るはずです。

変化が出ていない場合は、代償動作が出てしまっていたり、最終域まで運動を行なえていない可能性が高いです。

病院時代は、痛みのある方のリハビリをすることがほとんどでした。

そのため、「リハビリの前後で痛みに変化が出るか。」

ということを指標にリハビリしていました。

しかし、ピラティスインストラクターとなってからは、姿勢を変えたいという目的の方が多いです(私の働いているn pilatesでは、疾患のある方もいらっしゃいますが)。

その時に動作や立位姿勢でちゃんと変化が出ていれば、お客様の満足度につながります。

姿勢を良くしたくて来ているのに、変化が分かりにくければ満足度は低いですし、

感覚の共有ができていない場合は、「何しているかよくわからなかった」となってしまいます。

なので、
・今の姿勢はどうなっているか
・どこの修正が必要か。
・なぜこのエクササイズをするか
をお伝えするようにしています。

ですが、この辺を専門家の知識満載でお伝えすることはNG。

理由としては、そこまで求めていない人が多いからです。

理論的に説明してほしい人もいるので、時と場合によりますが、

専門家のエゴにならないように注意が必要です。

実際にどんな風に共有するか。

一番簡単なのは、壁に背中をつけ、骨配列を確認することです。

ここでエラーが起きやすいのは、
・頚部が前に出て、頭がつかない
・肩が丸まって、胸が開かない
・腰が反って、スペースが大きい
この辺は客観的にも分かりやすいですし、正しい姿勢を教えてあげると主観的にも理解しやすいかなと思います。

その他にもムーブメント評価として、前屈や回旋など観れるとGood!

後は、お互いに共有した目的に合わせて、セッションを組み立てていきましょう!

セッション後に再度同様の評価を行い、変化が出ていれば納得感も強くなります。

結果が出ていても、お客様がわからないともったいないです。

お互いのゴールを共有し、満足度の高いセッションを目指していきましょう!

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