『ヘルニア国物語』第7章 腰痛ダメージを軽減する薬草（漢方薬）を探せ！

前回までのお話。

度重なる攻撃

おおぉ！神よ！
なぜ、我々はここまで苦しまねばいけないのでしょうか！
最初、教会（病院）の神父様（お医者様）より三か月くらいで収まるとうかがっておりました。しかし、半年たっても未だ収まる気配はありません。むしろ、電撃攻撃（しびれ）は広範囲になっており、辺境の村（足首）まで襲われる事態になったのです！

我々が何か悪いことをしたのでしょうか！！
神よ！どうぞ、お答えください！

～ 神（妻）からのお告げ ～
長い間、変な姿勢で戦って（パソコンゲームして）いたからでしょう。

おぉー！なんという事でしょう！
まったく同じことを教会の道士殿（柔道整体師）にも言われました。そして、ヘルニア国の国民は猫背が蔓延しております。どうしても丸まって日常を送ることが多いのです。しかし、国民に注意喚起し猫背を急にあらためることは難しいのです！

ほんの少し。ほんのわずかな時間でいいのです。
この国の中央都市（腰）に、平和な時間が欲しいのです。どうすればいいのでしょうか！神よ、わが願いをもう一度お聞きください！

～ 神（妻）からのお告げ ～
薬草（漢方）に詳しい神父様（お医者様）に相談なさい。

なんと！薬草...。
そこは盲点でした。そして我が国の教会（通っている病院）には、詳しい神父様がおりました。そうとう詳しい神父様が！

神父様は曰く、ヘルニーアの中心部の戦士たち（腰の筋肉）の体が、ガチガチに固まっている。相談すると、それを柔らかくする薬草があるとの事。以下の２種類を伝説の薬を教えてくださった。

①ツムラ 芍薬甘草湯（シャクヤクカンゾウトウ）

芍薬甘草湯（シャクヤクカンゾウトウ） | 製品情報 | ツムラ

こちらの漢方は、1回の漢方量が多く急性の痛みが出たときに効果を発揮する。ヘルニーアは、朝の寝起きの際に、すごい一撃をくらわしてくる時がある。それをなんどか、この漢方に救われた。痛みが激しい時に、少しでも鎮めたい場合に飲むと良い。ただし効き目は短い。よって、これを飲み動ける間に、本来の無痛み止めの薬を飲むのだ。

【飲んだ感想】
たしかに即効性があり本気の急性期はこちらを飲んだほうが良いと思われる。ドクターを通して処方箋をもらい薬局で買うのが一番だが、市販でも売っているためマツモトキヨシとかで探すと売っている。緊急時の時は、家族に買ってきてもらうと良いだろう。

②三和 芍薬甘草附子湯（シャクヤクカンゾウブシトウ）

芍薬甘草附子湯

こちらの漢方は芍薬甘草湯に附子（ブシ）を加わえたタイプだ。こちらは、急性期の腰痛の痛みを軽減し筋肉の緊張をほぐす。ツムラは飲んですぐに効果が出るが、こちらは飲んで10分くらいに効果が出てくる。その代わり、ツムラより長い効果が期待できる。

ただし、こちらは市販はあまり見たことがない。

【飲んだ感想】
ツムラよりは即効性はないが、こちらも痛みが軽減できてすぐに効く。これはおそらく薬の分量の問題だ。そして、こちらの方が粒が細かいため飲みやすい。また持続性があるため、しばらくの間、痛みが軽減する。その間にトイレや、本来飲むべき痛み止めの薬をのむようにしていた。

以上、2つの漢方を教えてもらった。
この2つの漢方は、共にこむら返りに効く伝説の薬だ。飲むと筋肉が緩む。ヘルニーアは、痛みで回りの戦士たち（筋肉）をガチガチに固めてくる。そのせいで痛みも強くなる。そこで、漢方で硬くなった筋肉をほぐすと痛みも軽減され、かなりマシになる。

ヘルニーアだけでなく、ぎっくり腰にも効く。すぐれものだ！

⚡ちなみに、両方を同時や交互に飲むはダメだ！⚡

飲むならば、どちらかにする方が体に負担がかからないのと効果が持続するとの事だ。ヘルニーアの住人（私）は、初期の頃は激痛で朝、動けなくなるためツムラを飲みそのあと動けるようになってから、痛み止めを飲むようにしていた。

それから、しばらくたった頃、痛みが少しましになってきた。
そこで、神父様（お医者さん）に相談して漢方を「三和 芍薬甘草附子湯」に切り替えた。そうしたことで、今度は長時間（私の場合は2時間程度）快適で、すがすがしい朝を迎えることができた。

両方とも、体質やその時の症状に応じて色々とあると思うので、飲む場合は神父様（お医者様）とよくよく相談して、処方箋を書いてもらってもらったほうが安い。そのまま買うと高いので、処方箋を書いてもらった方が、最終的には良いと思う。

ヘルニーアや、ギックリ腰に悩む国民たちよ！

痛いと何もする気が起きないと思う。すごくよくわかる。
だかしかし、そこであきらめてはいけない。昔からある伝説の薬、漢方を上手に使うと体に負担をかけず、痛みを軽減し治療に役立つ。調子が上がるまで、少しづつ上手に痛みとしびれに付き合っていけばよいのだ。

また一つ、ヘルニア国を襲った危機の回避する方法を知った。
しかし油断はできない。次なる痛み軽減のため、ヘルニア国の国民は再び動きだす。本当の自由をつかむその日まで！
フリーダム！！

つづく

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