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みらい文庫大賞受賞作と、彼らのこと。

こんにちは、相変わらずモルカーが好きです、遠山彼方です。(雑)
このたび、『相方なんかになりません!~転校生はなにわのイケメンお笑い男子!?~』というお話が、「第12回集英社みらい文庫大賞」の大賞を受賞しました!

Twitterなどでコメント・いいね等いただいた方々、本当にありがとうございましたっ!!
400いいねを超えるなんて初めての経験をし、頭がパニックでした。

今回のみらい文庫大賞、わたしにとっては特別でして。
というのも、前回第11回大賞の汐月うたさんは、わたしのあこがれの作家さんなのです。
(現在汐月詩さん名義で、ことのは文庫『妖しいご縁がありまして』シリーズをお書きになっております! とってもやさしくてキュンなあやかしストーリーです!)

うたさんに続けたことが、本当に、本当に、うれしくてなりません。
うたさんがいなかったら、こんなにがんばろうとは思っていなかった気がします。
本当に、うたさんありがとうございますっ!!(勝手に)

えー、さて。

一応最初に明記しておくのですが、本作は、アイデアは数年前、さらに、そこから時を経て一昨年に書いた短編をベースに書いたものなんですが……。

タイトル及びヒーローの名前・西橋くんを見て、もしかしたら、半数以上の方がこう思ったかもしれません。
『遠山、おまえ、やったな?』と。

……あ、あの、過去作ベースとはいえ、今回リメイクするにあたり、某アイドルグループより多大なる影響を受けていることは認めざるを得ませんで、その……。

『あの話をリメイクしよう!』と思い立ったそのとき、たまたま、出向先の若手女子に「推しがもうすぐデビューするんです!」とかなり熱くご教授いただきまして。
その影響でデビュー曲を初心な気持ちで視聴して「ふむふむなるほど、なんてかわいらしい」と思っていた矢先、「遠山さん遠山さん、こっちもいいですよ……?」と、Twitterで某氏にいただいたプラチナのジェット搭乗券でキレイに気まぐれな奇跡に酔いました。
チョロいですね、もう、本当にチョロい。(笑)

と、いうことで、この場をお借りして、キラキラな彼らと、彼らを教えてくれた2人にも、最大級の感謝を述べたいと思います。
本当にありがとうごさいました!!💚💜🧡💖💗💛💙
(あぁ誰かに怒られたらどうしよう!!)

あ、かと言って、本筋はアイドルではなく、お笑いでございます!
すぐに”ちょける”無駄イケメンなナニワのお笑いボーイ&そんな彼に振り回されまくる苦労性ツッコミガールによる、ひたすらにハイテンションな、コメディましましのラブコメです。
まるで自分が芸人になったかのように、ネタも作りました。
ウケるといいなぁ、なんて、もはや半分芸人の気分で思っております。
読んでくださった方が笑顔になってくれれば、もうけもんです!

(『渡会くん~』を読んで下さった方が読んだら、雰囲気の違いにびっくりさせてしまうかもしれません。『渡会くん』のおまけページみたいな会話がずっと続きます。ずっとです。笑)

選評にて「流行りものを追うのではなく自分が書きたいものを書く姿勢がいい」とのお言葉をいただきまして、半分「恐縮です!」と素直に受け止めつつ、半分「あ、でも、流行りものと言ったら流行りものかもしれません……」と目をそらしつつ……。(笑)
刊行に向けて、まだまだ道は長いんだろうなと思いますが、粘っていきたいと思います。
がんばります!! そのときはどうぞ、よろしくお願いします!!

P.S.
前回の『134号線を西に』をお読みくださった方、想定よりもめちゃくちゃ多くて嬉しかったです! ありがとうございました!

……え? 
「コイツ、神奈川出身って書いてるやん、パチもんやん」って?
は、半分大阪人のDNAを受け継いでます、許してんかぁ~……!笑
(ただ、母や伯父の世代の大阪弁で育っているせいで、最近の若者の大阪弁がわかりません。西橋くんは今の子の1.5倍コッテコテな大阪弁を使っている気がします。お、おじいちゃんおばあちゃんっ子ということでひとつ……笑)

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