見出し画像

【パッケージがアウト過ぎる特撮映画】ロード・オブ・モンスターズ 地上最大の決戦【感想】

どうも、奏汰です。
皆さま、怪獣映画は好きですか?
僕は好きです。
特撮小説なんて書いちゃう程度には、特撮作品が好きですからね!

怪獣映画といえば、そう来る11/3に『ゴジラ』の新作が公開されますね!
『ゴジラ-1.0』PVだけでも絶望的雰囲気漂うタイプの『ゴジラ』で、非常に楽しみです。
ゴジラフェスにて、メガロと戦う新作も出る模様。

さて、そんな今盛り上がりを見せる『ゴジラ』。
来る新作を控え、アマプラでは『ゴジラVSコング』も配信開始。
そんな今! ゴジラ熱を高めるために見た映画がこちら!

どっから見ても『ゴ〇ラVSコ〇グ』です。
本当にありがとうございました。


『ロード・オブ・モンスターズ 地上最大の決戦』です。

……うん。
>一目見て分かる地雷<

普段ならこんな映画絶対見ないんですが、
僕は今、諸事情でちょっと時間に余裕があったので「あえて踏んでみるか」と、再生してみた次第。

なんとこちらアマプラ特典で見られる!(重要)
時間も90分ないくらいだし、いっか!
と、ノリと勢いで作品を再生し始めたのです。




で、実際見た感想は、と言いますと……
「退屈」
この一言に尽きる。

期待したほどクソでもなければ、面白くはない。
人間同士の言い争いが場所を変えて延々続いて、時々差し込まれる建物の映像で無理矢理場面転換してまた言い争い……

途中から話の内容が頭に入ってこない。
映画見てて脳が理解を拒絶するって体験初めてでした。

・【この映画のここがダメ!】想像の域を出ない程度の『クソ』

この映画、パッケージ見た時点で「あ、これクソ映画だ!」って分かる訳じゃないですか。
で、あえてそれを見るからには「クソ映画のクソな部分」を期待しているわけですね。
簡単にいえば、「ツッコミどころ」を期待して観るってところでしょうか。

この映画は実際のところどうだったかと言いますと、
「思ったよりはしっかりしててツッコみづらい」

いや勝手に期待して勝手に失望してんじゃねえよ、と言われればその通りなんですけど。

・意外と安っぽくない

なんていうか、まず抱いた印象がコレ。
クソ映画って、もっと画質悪かったり、セットやら小道具やらがちゃっちいものかとおもっていたのです。
が、この映画そうでもない。(ミリタリー詳しくないから、その辺りのほうがどうかはちょっと自信ない。自分は違和感は感じませんでした)

いや確かにCGは安っぽいですが、ここについては「ニチアサレベルにはある」という印象で、規模を考えればこんなもんでは?
という辺りで、『想像の域は出なかった』って感じですね。

・割とパッケージ通りの怪獣が出てる

クソ映画と言えばパッケージ詐欺じゃないですか(偏見)。
「へぇ、このパッケージの怪獣ええやん!
 (視聴後)……いや出てこなかったんだけど?!」

ってなるのを期待してたんですよ。
調べてもらうと分かるんですが、まあまあパッケージから逸脱してないモンスター共が出てきます。
特にトカゲの方はわりとそのまま。

猿は……「映え」とか「盛れる角度」とかあるじゃないですか。
実際は貧相な禿げ猿も角度と補正によってはコング風イケ猿に見えることもありますよ。
……あれ、擁護しなければいけない辺りちゃんとクソでは?

そしてなんとこいつらちゃんと『対決』します。
ここまでパッケージに誠実なことってあるの?!
クソ映画で?!

・単調で盛り上がりのないストーリー

この猿56すべ、いや56さないで!
って話が約80分続きます。
時々人が猿に屠られ、トカゲに喰われたりはありましたが、2,3分ほど。

ひたすら退屈な会話シーンが長くて途中から脳が理解を放棄。
宇宙人によるコントロールがどうのこうのとか、主人公とお父さんとの確執とか、実は養子だったんだとか、なんか分からんうちに喧嘩別れするロシア人とか……
いろいろイベントはありましたが、 何一つ起伏というものがなくマジで退屈。

いつまで続くんだこれ……とシークバーを見れば「まだ40分もある……!」と戦慄し、猿とトカゲが一堂に会したかと思えば「あれ、もう10分ちょいしかなくない?」となる。
といったように時間感覚を狂わされます。恐ろしいですね。

・もしも見ようと思ってしまったあなたへ

アマプラなら『ゴジラVSコング』も『キング・オブ・モンスターズ』もありますよ。
時間は有意義に使いましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?