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「華氏451度」レイ・ブラッドベリ

明けましておめでとうございます。

本日は旧正月ですね。昨日の記事で「まだこたつに入ってミカンを貪りながらグータラし、ケツをヴォーリヴォーリとかきむしって何の目的もなくテレビを眺めたりスマホをいじっていてもいいんです。だってお正月だから。」と書きましたけど、今日だってそれで全然大丈夫なんですよ。だって旧正月だから。

焦ることはないのです。思う存分クッソだらしない恰好でヨダレやらなんやら垂らしながらグータラしましょう!正月バンザイ!!!

えーとそんな皆様がグータラしている中、オレ様はご本を読みましたよ。

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レイ・ブラッドベリ著「華氏451度」です。

ストーリー以前に、そこで描かれる街や人々の暮らしが「時計仕掛けのオレンジ」を彷彿とさせる気がするのはオレ様だけでしょうか。別に「似てる」とか「どっちかが真似してる」とかじゃなくて、なんか似たような空気感を感じます。

なので、住宅の中のシーンなんて完全に「時計仕掛けのオレンジ」の映画のシーンでオレ様の頭の中では再現されていました。

ちなみに「時計仕掛けのオレンジ」の小説が出たのは1962年(映画は1974年)、「華氏451度」の小説が出たのは1953年です。ずいぶん昔だなあ。

内容はといえば「本が忌むべき禁制品となった未来を舞台に、SF界きっての抒情詩人が現代文明を鋭く風刺した不朽の名作」です。(by Amazon)

これまでレイ・ブラッドベリの「太陽の黄金の林檎」と「火星年代記」を読み、いたく感動したオレ様ですが、今回はそこまででもないかなあ。てか設定はメチャ好きなんですよね。で、ストーリーだってすごくいいんですけど、特に前半の文章が観念的過ぎて読みにくさを感じてしまうんですよね。「太陽の黄金の林檎」と「火星年代記」はその「観念的」な文章が幻想的であり、詩的であり、それが素晴らしかったんですけど。「華氏451度」に関して言えば、この設定とストーリーならもう少し平易な冒険活劇っぽい方がよかったのでは、と感じます。

でもやっぱりこの人の描く世界観は好きだなあ。

未来を舞台にした、最高にイカしたアレといえば


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