ジャケットデザインにおける「アーティスト名」と「アルバムタイトル」

アルバムにしろEPにしろ、ジャケットのデザインってホントにムズカシイですよね。皆さんもアルバム制作の際には頭を悩ませていることでしょう。

オレ様が思うに、そのムズカシさの最たる理由は「タイトルが2つある」ということだと思います。

もちろんアルバムタイトルはひとつですけど、その作品には「アーティスト名」と「アルバムタイトル」という、2つのアピールすべき単語があるワケですよ、常に。

「2つを同時に主張する」ってかなりキビシイじゃないですか？「今日の晩メシは寿司とカレーが食いたいなあ（鼻ホジー）」なんて言われた日にゃ、無言で柿ピーとか突きつけてやりたくなりますよね？奥さん。「どっちかにしろやワレ！」ということですよ。

なので、ちょっとというか割と徹底的に調べてみたんですのよ。世に出回っているアルバムジャケットにおける「アーティスト名」「アルバムタイトル」、この2つの文字列の扱いを。

そしてわかったのが、「アーティスト名」重視の方が多い傾向にあるってことなんですよね。

結構ビックリしました。だって大抵のアーティストは作品を複数リリースするワケなので、「アーティスト名」重視のデザインにしちゃうと全部同じような印象になっちゃうじゃん？オレ様の感覚としては「どちらかといえばアルバムタイトル重視だろ」ってなんとなく思ってたんですよね。それなのにAC/DCなんて「アルバムタイトルをアピールする気ないでしょ…」レベルで「AC/DC」押しですからね。

そういうものなのかー。やっぱりそのアーティストを知らない人がその作品を手に取った時に、最もわかって欲しいことは「アーティスト名」ってことですかね。まあそう考えてみれば「アルバムタイトル」よりは「カナシバリ」っていう名前の方が大事ですかね。

「カナシバリ」より大きく「新世界ドグマ」って…

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