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サウナが大好きな日本人がフィンランドで本物のサウナーに出会った

ヘルシンキヴァンター空港から約1時間半。

とうとうやってきた。SAUNA CAPITAL、サウナの本場フィンランドのタンペレへ。

目指すはタンペレ駅から徒歩15分、街中の湖のほとりKUUMAへ。

KUUMAのスモークサウナに入ってみたくて、いの一番にやってきたのだ。

カウンターでフラットなシリコンバンドのような鍵を受け取る。おしゃれ。

水着、タオルは持参、15ユーロで楽しめる。

サウナはフィンランド式サウナと、スモークサウナの2種類。

サウナで温まった後には、湖にダイブ!

お魚が足元をすり抜ける。本物の湖!!おそらく体感16度。(日が沈むと多分13度くらい。)

タンペレの街中、バーっと広い空と湖を薄目で見ながらカウチでゆっくりと呼吸を整える。

ーあぁ!このためにここまで来たんだ!!

サウナ室で、地元の紳士とおしゃべり。

どこから来たの?
日本から!
なんでタンペレに来たの?
サウナが大好きだからSAUNA CAPITALのタンペレに来たの!

なんて話をサウナ室でしていた。

広い窓からは湖がキラキラしているのが見える。もう夜22時近いというのにいつまでも明るい。

湖に入って休んでいたら、先程の紳士がウォッカをすすめてくれた。フィンランドの小さな村で作っているウォッカだそう。(コスケンコルヴァという。もちろん空港で購入した。)
まずはウォッカを飲んで、そしてこのロンケロを飲むんだ。

ロンケロは、1952年にフィンランドでオリンピックが開催される際に考案されたロングドリンク。
ジンとストロンググレープフルーツ(100%ジュースのことかな)、砂糖とジュニパーベリーを瓶に入れて24時間フリーザーへ。

タンペレにはたくさん公衆サウナがあるけど、どうしてここへ来たの?

スモークサウナに入りたくてここに来たの。

ここのサウナもいいけど、本当のスモークサウナはもう、すごく素晴らしいのだよ!
次はたくさんの公衆サウナとプライベートサウナを巡るツアーをしよう!

私が日本に行ったとき、日本人はそのように親切にしてくれたのだ。


冬ならラップランドの私のスキー小屋に来るといい!私はスキーが得意なんだ。
彼はプロだよ

いやいや、私がプロなのはスキーじゃなく、サウナだよ

紳士たちの会話はサウナ室の爽やかで少し湿った香りと蒸気の中でどこまでも柔らかでおだやかなように聞こえる。

アロマを入れてロウリュをするか?と聞く。
だいたいは、ヴィフィタの香りを楽しむからね、あまり入れないよ

アロマリキッドが買いたいのですが、どこにいけば売っている?

小さなボトルで売っているのがあるよ。

よかったら明日一緒に行って買おう!


そんなことある??

サウナが大好きな日本人が来たからってそんな恐れ多い親切。

だって、僕が日本に行った時には日本人はみんなすごく親切だったんだよ。



ローズマリーとクランベリーが香るジントニックを飲みながら、暖炉の燃える火を眺めている。

向かいには、スロヴェニアのワイナリーの方が座っていた。

みんな、リラックスして笑顔だった。

ノストラヴィー、キッピス、カンパイ!

それぞれの言葉で、お互いの言葉で、グラスを傾ける。

世界はなんと小さいんだろう。


翌朝、紳士は本当に迎えに来てくれた。

最古の公衆サウナも空いていなかったが連れて行ってくれた。

次は一緒に来ることを約束した。


多分、私はすぐにまたフィンランドに行くだろう

今度はラップランドも、誰かのプライベートサウナにもお邪魔したい。

スーツケースに詰めて持ち帰ったスモークサウナと白樺の香り。

香るたびに思い出すのだ

サウナを愛することで繋がった飛行機でたった9時間のところに住む友人のことを。



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サウナに魅せられたビギナー女サウナー。ジビエフードコーディネーター。はじめて出会うおいしいジビエをテーマに活動中。ジビエBBQ、ジビエパーティを主催しております。おいしいものが大好き!
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