魅惑のヒレカツ ～食欲の秋～

秋です。

美味しいものを食べたくなる季節ですね。

わたしは、ホントに食べることが好きなんだなぁと思います。

本当に美味しいものに出会った時の感動ったら。

とんかつと言えば、いつもチェーン店のとんかつ屋さんに行きます。

そこでも十分美味しいのですが、前から気になっていたとんかつ屋さんに行きました。

別府市にある「山本ロース」さんへ。

旅手帖beppu | 山本ロース

L字型のカウンターしかない小さなお店で、とても洗練された内装で落ち着きます。

食券を買って席につきます。

女性２人の店員さんが、丁寧に対応してくれて、好感が持てます。

夫と２人で、黒豚ロース定食とヒレ定食を注文しました。

黒豚ロースは、ジューシーで、ホロホロで、それでいて脂が重くなくて、非常に美味しい。

上の写真は中がまだ赤いのですが、時間が経つにつれ、下の写真のように余熱で火が通ります。

そして、この衣が、サクサクで美味しい。

店の隅に、でっかいパンが山積みにされていました。

おそらく、お店で、パンからパン粉を作っているんだと思います。

どおりで美味しいはずだ。

とんかつソースなどいろいろ置いてあるのですが、濃いソースの味で肉の味を消して食べるのがもったいなかったので、塩で食べました。

これが１番美味しくて贅沢な食べ方だなぁと思いました。

そして、インパクトの強い、こちらのヒレカツ！

若い頃は牛肉も豚肉もロースが好きでしたが、最近はヒレがお気に入り。

脂がなくて、やわらかいからです。

しかし、このヒレカツが、びっくりするくらい美味しいのです！！

今までのヒレカツの概念を覆します。

こんなに分厚いのに、ほとんど噛まなくても食べられるので、とても不思議です。

「なんでこんなにやわらかく作れるんだろう」

最高でした。

通常、とんかつ食べた後は、お腹が重くなったり、しばらく揚げ物を食べたくなくなったりしがちです。

山本ロースさんのとんかつは全然重くなく、胃に負担がないのが分かります。

すぐにでも運動できるくらい軽いです。

ああ、もうすでに、あのヒレカツが恋しい。