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チェコの美しい田舎町その2〜ベチョフ・ナト・テプロウ
チェコの有名な温泉地「カルロヴィ・ヴァリ」
そこから車で30分走らせると、森の中の美しいお城が見えてきます。
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「ベチョフ・ナト・テプロウ」
という田舎町です。
13世紀に建てられた古城部分と、のちに建てられたバロック様式のお城とが隣接しているおもしろいお城があります。
日本語では「お城」と一口に言いますが、チェコ語を含めてヨーロッパでは2つの「お城」という言葉を使い分けます。
英語では「Castle(キャッスル)」と「Chateau(シャトー)」、ドイツ語では「Burg(ブルグ)」と「Schloss(シュロス)」、チェコ語では「hrad(フラッド)」と「zámek(ザーメック)」です。
主に軍事的役割のあったお城を「Castle」「Burg」「hrad」と呼び、山の上に建てられたり、攻撃から守るために入り組んでいたりしていて、日本語では「城塞」や「城砦」と言った方が良いかもしれません。
一方、「Chateau」「Schloss」「zámek」は、私たちが想像する「お城」そのもので、平地に豪華に、居住を目的に建てられたものだそうです。
このベチョフ・ナト・テプロウ城は、最初は軍事目的で建てられたのですが、のちに、貴族などが居住を目的にお城を増築し続けて、現在の形になったのだそうです。
「hrad」とも呼べるし「zámek」とも呼べる、非常に興味深い建物なのです。
ちなみに、プラハ城は「hrad」、ドイツの有名なノイシュバンシュタイン城は「Schloss」です。
お城見学はとても楽しかったです。
こちらのお城を訪れることはオススメしますが、ここベチョフ・ナト・テプロウの町は非常に小さく、見所はないので長居する必要はありません。
こちらが町の中心部です。
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こちらのベチョフ・ナト・テプロウ城には、チェコで最も価値のある財宝の1つが展示されているそうなので、訪れる価値はあります。
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