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人生の転機

この前公園の芝生に裸足で寝っ転がって空を見てきました。

これは「ああ、パワーが足りない」とか「気持ちがザワザワしすぎてるから一回フラットになりたい」と思った時に私がしていることです。

土や植物に直接足が触れて、青い空を見つめながら、木々が奏でる音に耳を向ける。

全身で地球からエネルギーを頂く感じ。

最近は心が重たくなるようなニュースが続いて、それらに対して自分がどう思うかとか、自分は何ができるんだろうかとか、いろいろ考えています。

共感したりすることもあれば、怒りが湧いてくることもあって、時にはものすごく悲しくなることも。

自分の気持ちにいくつものレイヤーがあって、その輪郭をまだ正確につかめないでいる。

でも時間をかけながらちゃんとプロセスして、自分のできることをしていきたい。

この3ヶ月間本当にいろんなことがありました。

いろんなことに気づいて、学んだと思う。

自分の思ってた「日常」が日常であるためには、数え切れないくらいの奇跡が重なっていて、当たり前なことなんて1つもないんだなって。

そんな大事なことにも気づけなかった私は、一体今まで何に気を取られてたんだろう?

多くのことがキャンセルになったり延期になったりして、「やらなきゃいけないこと」から解放された日々は、また「やりたいこと」を自分の人生の軸に戻すためのリハビリみたいだった。

最初はバケーション気分でゆっくりしたり、ぼーっとすることを楽しんでたけど、しばらくしたら何かしなくちゃ!って焦り出して、今までやってたようなことで忙しくしてみた。

でもなんだかしっくりこなくて。

肝切除という大きい手術を終えて、世界でパンデミックが起きてる時に、これ本当に大事なことかな?これ本当にやりたいことかな?って違和感を感じた。

今までの生活がひっくり返って、当たり前が当たり前じゃなくなって、いつ何があるか本当にわからないんだって思ったら、「こんなことやってる場合じゃないかも」とハッとすることも増えていった。

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