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地方移住で驚いた7つのエピソード

こんにちは、かなみーです!

結婚をきっかけに地方に移住してもうすぐ3年になります。

私にとっては全く馴染みのない土地で、この3年の間に良くも悪くも驚くことがたくさんありました。
今回は当時を思い出しながら、つらつらと書き綴ってみることにします。

あくまで限定した地域のエピソードなので、「こんな地域もあるんだな〜」くらいの気持ちでゆるくお付き合いくださいね♩

●レジ袋は段ボールで代用

はじめてスーパーに行った日に驚いたことです。

レジ袋が有料化された今でこそ都会のスーパーでもマイバスケットが売られているのをチラホラ見かけるようになりましたが、その前からダンボールを使っている方の多いこと。

どこへ行くにも車が必須の地域なので、レジ横にたくさんダンボールとガムテープが置いてあって、買った食材はその場で組み立てた箱に詰めて帰るのです。

もちろんレジ袋やマイバッグを使っている方もいるのですが、ダンボールで持ち帰る発想がなかったので本当に驚いたことを覚えています。

●エンゲル係数が高くなった

決して物価が高い地域ではないのに食べ物が高いです。

お店自体が少ないので、価格競争が行われないのかもしれません。
冷凍食品なんて1つ100円も200円も違うので、地元に帰省した時にはクーラーボックスにまとめ買いして戻ってくるくらいです(笑)

「農家さんも多いしお野菜は安いのかな〜?」なんて、漠然とエンゲル係数は下がるんだと思っていましたが全然そんなことなかったです。

●町会費が10倍、寄付は強制

人口が少ないからでしょうか、町会費が私の出身地の10倍でした。
それに加え、年に4回は集めに来る寄付も金額が決められていて強制...もはや徴収です。

徴収金が高すぎるわりに街灯すら整備されず、使途も不明なので若いファミリー世帯から不満の声が上がり、内訳が回覧板に掲載されたことがあります。
ざっくり解釈するとほとんどが寄り合いのお茶菓子代でした。

●独自の役職「総代表」

なんでも、昔からの地主さんは「総代表」という役職にあり、村では「総代さん」「総代屋」と呼ばれ敬われているそうです。

街灯をつけてほしいなどの要望は総代表を通して役所に依頼するという暗黙のルールがあるらしく、それを知らない私たち新興住宅街の移住組は総代表のお爺さんをしょんぼりさせてしまったことがあります。

初めてお会いした時に「総代屋」を「惣菜屋」と勘違いしていたことは申し訳なく思っています。

●ご祝儀をその場で返す

一番驚いた風習が「うつり」です。
「おため」とも言うそうですが、みなさんご存知でしょうか?

今では関西の一部にしか残っていない古い習わしで、いただいたご祝儀をなんとその場で開封し、一割ほどを半紙や専用の封筒に包んでお持ち帰りいただくのだそうです。

義母から教わったのですが、現住地でも若い世代は知らない方がほとんどのようなので、このまま失われていく風習なのかもしれません。

●各家庭でテント常備

毎日気軽に行けるような公園もないので、子どもはみんなお庭で遊ぶんですよね。

土地が広く日陰ができないので、各家庭が当然のようにテントやタープを持っていて、特に夏場はなんでもない日でも催事場みたいになっているお庭が結構あります。

それに加えて、ブランコ、ジャングルジム、滑り台のどれかも必ずと言っていいほど置いてあります。(子持ち世帯が多い地域なので)

●ベビーカーは無くていい

出産準備中にご近所の先輩ママさんたちから一番いただいたアドバイスです。

どこへ行くのも車なので、ベビーカーを押して行く場所がないんです。
「チャイルドシートさえあればいいよ」「ショッピングモールやスーパーではキッズカートが借りられるし、本当にいらないよ!」と聞いてすごく衝撃だったのを覚えています。

地元に帰省した時にベビーカーがなければ困るので私は買いましたが、結局は実家に置きっぱなしになりました(笑)

最後に

他にも、イオンモールが想像以上に混んでいるとか、教習所が相当スパルタらしいとか(笑)

3年経つ今でも新しい発見があるので、まだ知らないことだらけなんだな〜としみじみ感じています。

見聞を広めたいので、みなさんの移住して驚いたエピソードなどもあればぜひ教えてくださいね♩
   

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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