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安心感〜強度行動障害について〜

療育型の放課後等デイサービスで働き始め、半年が過ぎました

僕の施設では
小学校1年〜高校3年生までの
支援の必要な利用者さんを対象にしています

年齢も幅があり
色々な程度の障がいがある
10名程で日々時間を共にしています

関わりの中で
難しさや驚きに直面することもありますが

あまり考えこまずに
「自分が常に健やかにいる」をモットーに
日々取り組んでいます

「強度行動障害」という言葉を知りました

自害、他害、飛び出し、パニックが
高い頻度でおこり、本人や周囲の人の生活に著しく影響のある状態のことをいい

利用者さんの対応になった時
正直、最初はショックを受けました

急に頭を打ち付けたり
少し間を置けば、皮膚が傷つくほど爪で抉っていたり
身体が固まり、震えて大声だしたり

ただ、それは
「安心感を得難い状態になりやすい」からで
(パニックを起こす引き金が至る所にある)

引き金になる要因が
施設での研修と
対応後に感じた事をシェアさせてもらう事で
少しずつ、感じ取れるようになりました

そして
今日は温和な時間が持てたかな?
と思える日も、でてきました

強度行動障害の利用者さんに対応してる時
自分の身に起きた事と照らし合わせてしまいます

「安心感を得難い状態」から「パニック」
に結びつくまでを僕は経験しました

5年前の夏
悩み込み、不安が募り
精神錯乱を起こしてしまい
自傷行為に発展して
暴れまわり舌を噛み切り、目を突いていました

幸い、そのタイミングでは
家族が側にいてくれたので止めてもらい
傷も機能が無くなる程深いものではなかったですが

道や電車のホームで起きていたなら
逝っていたかもなぁと
そのくらい、自制が効かない状態でした

「安心感を得難い状態」というのを体感した事で

「安心感」って自分にとってどんな事?と
ゆっくり感じ、拾い集め積み重ねているこの5年間 家族、子ども達がその事を教えてくれています

その過程で
強度行動障害の方との出会いがあり
一瞬一瞬、安心感を得難い状態になることが
どれだけ本人や周囲の人にとって大変な事か
と、時折考えこんでしまいます

同時に
考え過ぎず、ほどほどに
自分の安心感から広げていく事に注力して
より心地よい関わりを作りたいです

中々、言葉にする事は難しい内容でしたが
また、気持ち新たに進んでいきたいなと思い
形に残して、表現しました

読んでいただき、ありがとうございました

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