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安心感〜強度行動障害について〜
療育型の放課後等デイサービスで働き始め、半年が過ぎました
僕の施設では
小学校1年〜高校3年生までの
支援の必要な利用者さんを対象にしています
年齢も幅があり
色々な程度の障がいがある
10名程で日々時間を共にしています
関わりの中で
難しさや驚きに直面することもありますが
あまり考えこまずに
「自分が常に健やかにいる」をモットーに
日々取り組んでいます
◇
「強度行動障害」という言葉を知りました
自害、他害、飛び出し、パニックが
高い頻度でおこり、本人や周囲の人の生活に著しく影響のある状態のことをいい
利用者さんの対応になった時
正直、最初はショックを受けました
急に頭を打ち付けたり
少し間を置けば、皮膚が傷つくほど爪で抉っていたり
身体が固まり、震えて大声だしたり
ただ、それは
「安心感を得難い状態になりやすい」からで
(パニックを起こす引き金が至る所にある)
引き金になる要因が
施設での研修と
対応後に感じた事をシェアさせてもらう事で
少しずつ、感じ取れるようになりました
そして
今日は温和な時間が持てたかな?
と思える日も、でてきました
◇
強度行動障害の利用者さんに対応してる時
自分の身に起きた事と照らし合わせてしまいます
「安心感を得難い状態」から「パニック」
に結びつくまでを僕は経験しました
5年前の夏
悩み込み、不安が募り
精神錯乱を起こしてしまい
自傷行為に発展して
暴れまわり舌を噛み切り、目を突いていました
幸い、そのタイミングでは
家族が側にいてくれたので止めてもらい
傷も機能が無くなる程深いものではなかったですが
道や電車のホームで起きていたなら
逝っていたかもなぁと
そのくらい、自制が効かない状態でした
「安心感を得難い状態」というのを体感した事で
「安心感」って自分にとってどんな事?と
ゆっくり感じ、拾い集め積み重ねているこの5年間 家族、子ども達がその事を教えてくれています
![](https://assets.st-note.com/img/1693083761720-mRbvha4meL.jpg?width=1200)
その過程で
強度行動障害の方との出会いがあり
一瞬一瞬、安心感を得難い状態になることが
どれだけ本人や周囲の人にとって大変な事か
と、時折考えこんでしまいます
同時に
考え過ぎず、ほどほどに
自分の安心感から広げていく事に注力して
より心地よい関わりを作りたいです
中々、言葉にする事は難しい内容でしたが
また、気持ち新たに進んでいきたいなと思い
形に残して、表現しました
読んでいただき、ありがとうございました
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