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「インタビュー未経験の私にもできた!」いしかわゆきさんの教えで、取材前と当日のポイントはばっちり◎

「書く+α」の力が身につくMarble
インタビュー講座の2回目、「取材編」です🌱
今回は、取材までの確認準備〜取材中の気をつけるポイントなどを書いていきます!

講師は前回につづき、いしかわゆきさん。
ちなみに先日、女優・MCの寺田有希さんからのご指名でインタビューされたとのこと。
と、とても気になる・・・👀✨

寺田有希さんが出版される書籍「自分を変える話し方」の購入特典の映像となるようです。
ゆぴさんのインタビューもさることながら、書籍もかなり興味深い。

さて、前置きが少し長くなりましたがインタビュー講座の復習アウトプットスタートします!


取材前の確認事項(前日までの準備)

オフラインの場合

(1)取材場所
メディアによるが、会議室やレンスペなどを借りること。
また、相手の都合に合わせた場所のチョイス(相手が次の仕事が渋谷なら渋谷付近)もOK。
→かかった費用はメディアに請求。
カフェは難しい・・ときがあるかも →取材・撮影NGの場所があるため。
 
POINT <相手よりも先に到着すること!

(2)カメラ・ヘアメイク
▼カメラについて
自分が撮っても、プロにお任せでもOK。
カメラは、iPhoneなど高画質のスマホなどを使用しても問題なし。
また、自分のカメラを持っている場合は持参を。
プロに依頼する際に「誰に依頼したら良いかわからない」という方は、すでにあるインタビュー記事からカメラマンを見つけるのもあり◎。

▼ヘアメイクについて
芸能人の場合、ヘアメイクがある場合あり。(専属のヘアメイクさんの場合も)→メディアに相談する!

(3)服装
オフィスカジュアルだとおおかた安心。
(ゆぴさんの実際のあった話。大企業のインタビューにサンダルでいってしまい冷や汗をかいたとこのこと😱)
事前にどんな場所、どんな取材相手なのか?を確認した方がよい!

(4)お水
・お話がメインなので喉が乾くしとても助かる、親切◎
(メディアが用意してくださる時が多いので、ソロならではの目線・・)
・お水を用意する時はラベルをはがすこと
(写真撮るときにNGのため。芸能人向けにはリップがとれないようストローがあるとなお親切✨)
・オフィスのときは、来客用のお水とかもあるかも。

オンラインの場合

(1)オンラインツール
オンラインで取材を行う際、オンラインツールの使用は必須。
そのため、事前にどんなツールを使い、誰がアカウントの発行(相手にそのURLを伝える)を行うのか?をチェック。

POINT<録画・画面共有などは権限が必要な場合もあるため、自分が発行しない場合は権限を付与してもらうこと!

(2)録画の確認
録画機能を使用する際、上記の通り権限が必要となる。必ず確認。
また、ボイスメモなど別の機器などに録音するとなお安心。

(3)WIFIの問題
WIFI環境は、しっかりと確認◎
ポツポツや音の遅れなど、せっかく取材の時間を取ってくださった相手に失礼となる。
無料でWIFIの速度を測れるアプリがあるので、絶対にチェック。

(4)スクリーンショットを撮ってもOK?
オンラインの場合、写真をとることができないのでスクショを写真がわりとする場合が多い。
また、取材慣れしている方なら過去の取材で撮った「取材している風」の良い感じの写真を持っているので、それをいただくのも◎

取材当日の準備

(1)ボイスレコーダー
PIONT<録音は二重録音を!
機器は故障する可能性が絶対にある。取材当日に壊れたらその取材が流れてしまうことも・・。

  • iPhone+ボイスレコーダー

  • iPhone+一緒に来た取材スタッフのiPhone

(2)質問案
事前に送ってあるがプリントして、当日相手にも渡すと◎
(質問を忘れている場合もあるし、当日に質問があると相手も安心する)
また、先方の関係者が複数いる場合もあるので、複数枚用意だと安心。
(自分用にも◎)

自分用は、メモ、紙でも、PCなどTPOに合わせて選ぶ。
(かしこまった取材は、紙がベターかも)

(3)名刺
自分が何者か?を表すものなので、必ず持っていくこと。
→しかし、名刺はすぐにしまうこと(相手も)。カメラに映ると困るので。

(4)書籍
会う前に相手のことを調べることはもちろんするけど、「あなたに興味があります!」を伝えることはとても重要。
相手も自分に興味を持ってくれると嬉しく、取材がスムーズにいくキーとなる。
技🫶:付箋がついている書籍を机に置いてアピール!!
   Kindleなら、ちゃんと伝える!

取材の流れ

(1)場所の設定
▼取材対象者が座る位置
・光が当たる場所
・壁紙がきれい
・余計なものがない
▼手元
相手のものも含めて、名刺はしまってもうらう。
水についても、可能であれば机ではなく、別椅子の上やサイドテーブルなど、写真に写り込まないようにできればなおよし。

(2)必要カット
同じような写真ばかりだと、良質な記事でも面白味がなくなってしまう。
バリエーションが数個ある写真を意識。

・アップや引きのカット
・手元のカット
・対面していることが分かるカット
・肩ごしのカット
・インタビュアーのカット(アイコン用。吹き出しとか)

(3)アイスブレイク
いきなり取材!ではなく、まずは初対面の緊張を和らげる。 
リラックスしている方が、取材者も安心して取材に臨める✨

アイスブレイクは、雑談でOK
(事前にSNSチェック、天気、どこから来たのか?など)
また、意外と雑談を導入文に使う場合もある!大事!

(4)自己紹介、メディアの紹介
簡単に。以上!笑

取材スタート!

取材中のマインド

取材対象者に興味を持つ
・メモに夢中にならない
 相手の話を聞き逃してしまう可能性がある!
 取材対象者も、取材者が下ばかり向いていたらちょっと気分が下がってしまう。

・メモのタイミング(例)
 >パンチライン(金言、これだ!というもの)
 >疑問が浮かんだとき

POINT<メモは厳選する

取材中のポイント

・一問一答にならない
 わざわざインタビューをする意味がなくなってしまう。
話が深るような質問を心がけること。

・知ったかぶりをしない
 調べ尽くしているから知っている場合もあるが「そうなんですね!」で
OK。「そんなことも知らないのか」と思われる可能性があるので、そこはバランスが大事。
POINT<相手が気持ち良いと思える反応を選択する。

・相槌を複数パターンを持つ
例えば「なるほど」でも複数の言い換えをもっておく。
また、同じ「なるほど」という言葉でも、感情の入れ方・声の強弱・相槌などを加えることで意味が変わってくる。

・沈黙に焦らない。
相手がつまったり、考え込んでいる時は、焦らず様子見。
少し待って、回答が出なさそうだったら助け舟を出す。

・深ぼる相槌いろいろ
「とはいえ、●●じゃないですか」(逆説で穴を埋める)
「ということは、●●ということですか?」(要約して再度確認)

用意してきた質問を「すべて聞く」をゴールにしないこと。
・これだけは聞きたい!を厳選。
・また質問についてのおよその時間を設定することもOK。

講義を受けての感想

ゆぴさんの実体験もふんだんに盛り込まれた、とても為になる講座でした。
個人的に2点印象に残りました。

まず、取材開始までの準備について、
経験者しか分からないチェックポイントが盛りだくさんで、取材をしたことがない私でも取材のイメージを掴むことがばっちりできました。

そして、後半の取材中のポイントについて、
話を聞きながら、「これは取材だけでなく、普段の仕事やプライベートでの会話でもかなり大切なのでは?」と思いながらメモ。
上司・部下とのコミュニケーション、家族とのコミュニケーション、オンライン上でつながった方とのオフ会など、どこでも役立つと思います。

今回も、濃密な1時間半でした。
来週の「取材後の執筆」講座も楽しみです!


【番外】メディア分析〜インタビューの企画までのフィードバック

今回の講座とは別に、ゆぴさんが前回の課題のフィードバックをくださったので、そのポイントをまとめます😌

①メディア概要について
「読者向け」になっていたり、ポエムみたいなやつある・・。
→取材対象者に伝わるものがよい。
例)「あなたと本」→「読者と本」みたいに言い換えること。

②企画書は、編集部も見る可能性あり
取材対象者について、詳細を知らない編集部のために、どんな人か?がわかるちょい説明をくわえる。
「●●さん」→「~で活躍している●●さん」

③なぜ聞きたいか。どんなことを聞きたいか。などを明確にする。

④固有名詞のミスに注意!
取材対象者の名前、所属の会社、団体、書籍名などのミス。

⑤サバサバ質問に注意。
少し丁寧な質問文を心がけると◎
「なぜ漫画家になりたいと思いましたか?」
→「●●さんは~の経験があって、こういうジャンルが好きとのことですが、なぜ漫画家になりたいと思ったのですか?」
最後、「?(はてな)」で終わる質問にする。

⑥ドキュメントの編集権限はチェック!
編集者権限を解放しないと、チェック者はコメントを残したり、赤入れができない。コミュニケーションが余分に増えるので注意。

⑦途中から書式が異なる
パッと見て変わらなくても、途中から書式が変わっていたり、行間・文字間が違っていたりすることも。
提出前にチェック。

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