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2023年満たせたニーズと2024年満たしたいニーズ

こんにちは。
パラレルコミュニティコーディネーターの岩田かなみ(@kanamin823)です。

2024年のテーマとして自分の内側と外側が繋がって何かが始まることを願っている思いから、2023年のふりかえりと2024年への思いを満たしたいニーズで表現することにしました。

●そもそもニーズとは?

NVC(Nonviolent Communication=非暴力コミュニケーション)を構成する4つの要素の1つです。NVCとは、とは、1970年代に、アメリカの臨床心理学者マーシャル・B・ローゼンバーグ博士によって体系化された、自分の内と外に平和をつくる「つながりの質」を築くスキルと対話法です。(NVC大学より)
観察(Observation)、感情(Feeling)、ニーズ(Need)、リクエスト(Request)に着目して、自分の内なる声や相手との対話をします。
ニーズとは、「命が大切にしていること、願い」「命が必要としていること」「人生を豊かにしてくれること」「全ての行動や感情はニーズを満たすため」などと表現されます。
私はコミュニティを仕事にするために自分とも人ともより良いコミュニケーションをするためのツールとしてNVCを学び始めました。(まだまだ日常に活かせるレベルではないので勉強中です)

ニーズを確かめることによって、話し言葉では表れない自分が本当に望んでいること、求めていることに気付くことができます。自分自身でニーズに気付けただけでも、気持ちが楽になったり自分への共感が生まれて、外に向いていた目線が自分にフォーカスするようになります。
自分のニーズを満たせるのは、自分だけ。自分のニーズを満たすためにどんなアクションをするといいのかな?何がしてあげられるかな?という視点で今年の過ごし方を考えてみることにしました。

フィーリングとニーズのリストはWEBにも落ちているのでこちらで確認をすることができます。ご興味ある方はぜひ。

https://nvc-japan.net/data/Feeling&Needs+intention.pdf

●2023年満たせたニーズ

【つながり系】
・共鳴・共振
・サポート/支え
・あたたかさ
・参加

今年は王子公園を拠点に水道筋商店街の活動に参加し、地域のコミュニティのみなさんに少しずつ顔を覚えてもらったり、サポートをしていただきました。また、株式会社玉子公園を立ち上げて自分でも色々なチャレンジを応援していただいたり、Incubation Studio SoWeluのメンバーやこれまでつながったみなさんにサポートをしていただきました。
特にSoup of Voice – ōji kōen -はたくさんの方に助けていただいた印象的なプロジェクトです。

【活動系】
・自発性
・創造性
・挑戦
・インスピレーション

2023年はフリーランスのコミュニティマネージャーの活動領域が誰かのコミュニティのサポートをするという領域から地域のプロデューサーとして0-1を創り出していくというフェーズに変わっていく1年でした。しんどい思いもたくさんありましたが、インスピレーションや創造性を大切に色んなプロジェクトに取り組んできました。
アーティステックな自分OKキャンペーンをして自分の殻を破るということに形から入ってみました。(今はブリーチを活かした明るめの茶髪にしていますが、安心感があります(笑))

【喜び系】
・楽しみ
・学び

今年は水道筋つまみ食いツアーや王子公園のまちあるきイベント、そのほか色んな方が王子公園に視察や遊びに来ていただい、たくさんの方に地域を紹介するという楽しみがあった1年でした。「ガイドがいてくれるともっと地域のことを知れて楽しかった」や「紹介してもらったお店いってきたよ」という報告をいただけると喜びでした。

また、学びではリジェネラティブリーダーシップのプログラムに参加して、これまでコミュニティについて思考を巡らせていた思いと世界の在り方をピタッと言語化するような学びに出会えました。

「多様なものが存在していて、それぞれがらしくあることで、作用しあう」

これが私の指針になるようなメッセージになりました。
https://note.com/kanamin823/n/n88367602de5e

●2024年満たしたいニーズ

NVCのリストにはないのですが、ダンス(呼応して生まれてくるもの)というが私にとっての大切なキーワードになると感じてます。

ニーズのリストにするとこんなところ
共鳴・共振
仲間
調和
創造性
挑戦
真実味(オーセンティック)
余裕
安心
ユーモア
学び

Soup of Voice – ōji kōen -のふりかえりから
「強みを分析して上手くいってることから学ぶ」というお話しがありました。
今までうまく行ったことは”恵まれていた”とみなさんのおかげ(もちろんそれは大前提として)ピンチの時はミラクルが起きて、色んな人に助けてもらっていたとしてきたのですが、改めてこの1年の学びと共にふりかえりをした時に、そのミラクルを言語化するとしたら、ダンス(呼応する)なのではないかと。

ダンスはリジェネラティブリーダーシップの3つの領域の中の「Living System Being(生命システムとしての在り方)」の6つ目の要素。

「踊り(Dance)」だ。快調なときと不調なとき。嬉しいときと悲しいとき。冬の寒さと夏のむし暑さ。生と死。移ろい行く季節や自然の周期のあいだを陽気な遊び心をもって踊る。そのように生命のリズムと軽やかに歩調を合わせることに、この地球で暮らすひとりの人間としてのエッセンス。

【前編】自然の叡智から学び、再生的・繁栄的な生態系を育むリジェネラティブ・リーダーシップとは?

上手くいったとき、いろんな人たちに助けてもらったとき、仲間と出会い、何かのご縁が花開いて、プロジェクトを創り出せたときは、相手と私の間のフィーリング、そのときのタイミングやチャンス、色んなものがダンスをするように呼応している感覚があるんです。
逆に何かを「しよう」としてやることはうまくいかないことが多い。
バイブスという表現があるようにどこか、なにかの奥にあるものが響いて、リズムが働きかけてくれたおかげでその環境が生まれてハーモニーが生まれていく感じなんです。これが度々起こるとしたらきっとミラクルとして”ラッキーだったね”じゃなくて、そこから学び、この環境を心掛けることが私にとっても健やかでWell-beingな状態なのかと考えています
「多様なものが存在していて、らしくあることで、作用しあう」
森の生命のように、人と人もそういられるように、そういう関係から生まれるものを大切にするまちの寮母でありあたいなと思います。

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そんな2023年のふりかえりと2024年の満たしたいニーズでした。

2023年は色んな方にお世話になり、支えていただき、たくさん助けていただいた1年でした。
関わってくださったみなさま、本当にありがとうございました🙇
また2024年もぜひよろしくお願いいたします。


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