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【速報③】『CMC_Meetup MAX!前夜祭』オンライン時代のコミュニティ支援のリアル

みなさん、こんにちは、Kanami(@kanami_okada)です!

コミュニティ・マーケティング・コミュニティ(通称:CMC)の初の全国カンファレンス「CMC_meetup MAX」前夜祭速報の第三弾です!!

いやーようやく3つ目に辿り着きました。
パワーフレーズ「ブログ書くまでが勉強会」ということで書いてみました!!

前夜祭に参加できなかった方々の参考になれば嬉しいです!!
第一弾第二弾を読んでいない方はそちらもぜひ^ ^

第三弾では、小父内さんとチャラ電 Mitzさん にお話しいただいた、【オンライン時代のコミュニティ支援のリアル】についてまとめます!


オンライン時代のコミュニティ支援のリアル

まずはお決まりの登壇者のご紹介から!
第三弾はお二人同時登壇です!

このお二人は業界のTOPを走る、
「請負ファシリテーター」「請負コミュニティマネージャー」とのこと!
楽しみです!

まず1人目は合同会社Obu 代表の小父内 信也 さん(@obushinです。

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20歳から工事現場で働きながら、夜はRapperとして活動すること5年。結婚を機に急遽、大手電子機器メーカーへ就職。在職中に中小企業診断士を取得し、創業初期の名刺管理システムのSansan株式会社へ転職。 データ化部門責任者を経て、個人向け名刺アプリEightのコミュニティマネージャーへ。現在は、CS/コミュニティのコンサルティング会社を経営し、複数のSaaSプロダクトのコミュニティに携わっている。

CCO( Chief Community Officer )を新しく作った方です!


お2人目はチャラ電Mitz さん(@CharaDenMitzです。

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兼業・兼務ではない純粋な「コミュニティプロデューサー」として活動。 ITシステムのエンジニア歴は10年以上。営業やバックオフィスも経験しており、その幅広い職種経験を活かし、現在ではIT系メディアと契約。様々な企業の「ユーザーグループコミュニティ」や、企業の垣根を超えた「業界コミュニティ」等、多数のコミュニティを主催・運営。コミュニティイベントの企画から司会進行まで行い、時には自ら看板持ちや受付まで何でも対応する真のコミュニティ好き人間。独自のコミュニティマーケティング手法を日々実践している。

東京と地方で大きな格差を感じていらっしゃる様子。
ただ、その格差が今後の突破口になる可能性も言及されていました!!


お二人は「企業とコミュニティ」をつなぐHUBのような役割を担っておられます。

そんなお二人が企業様のコミュニティ作りをどうやってサポートしているのか、また、企業がコミュニティ作りをする上で何が課題なのかを熱く語ってくださった内容をまとめます!!

以下は小父内さん、チャラ電Mitzさんのお話を中心に、モデレーターである小島さん(@hide69oz)、辻さん(@G2_kanji)の会話も合わせてまとめたものです。
第一弾、第二弾と違って語り口調ではありません。


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企業コミュニティ支援の2つの方向性

コロナウイルスの影響もあって、オンライン前提のニューノーマルの波がきている中、お二人の活動に影響はあったのか?という問いから話は始まりました。

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お二人ともオンライン化の波は感じている様子。

その前に、お二人それぞれの支援スタイルが違うという点に論点が移ります。

【企業コミュニティ支援スタイル】
1. コンサルアドバイザリー型支援
2. コミュニティマネージャー代走型支援


100%どちらかに偏っているということはないそうですが、どちらかといえば、
・小父内さんは「1. コンサルアドバイザリー型支援」
・チャラ電Mitzさん「2. コミュニティマネージャー代走型支援」
とのこと。


小父内さんは、プロコミュニティマネージャーとしてやるのはエイト社のみにしているそうです。

それ以外はアドバイザリーや立ち上げのコンサルティングという形で支援し、それらの活動を通して溜まったノウハウを横展開したりアレンジして新しいやり方の開発をされています。

小父内さんが、コンサルティングを中心に行うのは、コミュニティマネージャーの理想とする像があるから。

それは

プロダクトやサービスを誰よりも熟知し、
誰よりも愛を持ってユーザー伝えることができること

支援する企業様以上にプロダクト/サービスを熟知し、愛を持つことは簡単ではないという想いが伝わってきました。

逆に考えると、それだけの理解と愛がないと、コミュニティマネージャーは務まらないし、コミュニティは立ち上がらないのだと思います。


一方で、チャラ電Mitzさんは、コンサルティングではなく伴走で一緒にコミュニティを動かしていくそうです。

なぜ伴走するのかというと、コミュニティをゼロから立ち上げることが難しいから。。。

・場を回すファシリテーター役がいない
・コミュニティ経験者がいない

といった企業さんの場合は、後継者を育てながら初代のコミュニティマネージャーとして活動するとのこと。

コミュニティの立ち上げは幹事役となるファシリテーターが大切であり、ファシリテーターが機能しないと、いつまで経ってもコミュニティが出来上がらないからです。

だから、自分が最初にお手本を見せるというスタンスですね。

本当はコンサルティング的にやりたいが、それだけだと形にならないというジレンマもあるそうです。

チャラ電Mitzさんがここまでコミュニティの立ち上げにコミットされる理由は、「企業は本気で成功させないとお金を出してくれない」から。

結局は投資対効果をみられます。
しっかりと数字をあげないと、コミュニティ運営芸人としてお仕事できなくなってしまうわけですね。

うーーーん。厳しい世界だ。



オンライン化によってもたらされたコミュニティの変化

ここからは、オンライン化によってコミュニティにどんな変化があったのかをお聞きします。

小父内さん曰く、「オンラインの波はポジティブに働いている。」とのこと。

それは、ピンチをチャンスに!という小父内さん自身の捉え方によるところが大きいようです!(さすが…)

実際に起こった変化としては、物理的な距離を超えられたことだそう。

大きな企業様だと全国に支店や支部があったりしますが、自分自身が移動しなければいけないという制約もなくなれば、参加者同士のエリアによる交流の制約もなくなった様子。

先日行われたある会社さんのコミュニティでは、北海道〜沖縄(だったかな?記憶が😱)をオンラインで繋いで実施し、物理的制約を大きく超えたとおっしゃってました。

しかし、このポジティブな波には「ただし・・・」という条件がつきます。

それは、すでに回っている/形ができているコミュニティであること。

ゼロから立ち上げる段階だったり、形ができていないコミュニティは、初期の段階で場の熱量を高めるオフラインの力が借りられず、苦戦するようです。

ですが、やはり物理的な制約がなくなったことの追い風は大きく、人々が集まるための「旗」が明確になっている場合、人が集まりやすくなったとチャラ電Mitzさんも語ります。

企業様からのコミュニティに関するお問い合わせは増えているそうです!!


企業が抱えるコミュニティ形成の課題

そんな追い風が吹いている企業様のコミュニティ立ち上げですが、根深い課題もあります。

先ほど、「旗が明確になっていると集まりやすい」とありましたが、ここができな企業様が多いとのこと。

企業がどういう人を集めたいのか、どんな場にしたいのかが全く把握できてない。

・何を売りたいのか
・どんな人に集まって欲しいのか
・どんな価値を提供したいのか
・コミュニティをどのように活用したいのか
 (意見をもらいたいのか、認知を広めたいのかなど)

今の状態では、コミュニティ(人が沢山集まっている場)が欲しいけど買える?という状態になってしまっている。
ここをいかに理解してもらうかが大事。

この話をされている時、登壇者である小父内さん/チャラ電Mitzさん、モデレーターである小島さん/辻さんのうなずき度合いが半端なかったです。

みなさんの首がもげてしまわないか心配なくらいでした。(←言い過ぎか?w)

それくらい、みなさんが課題感を持っていらっしゃるのだとわかりました。

そして、これらの課題を解決していくことこそ、自分たいの使命・ミッションだと力強く宣言されていました!!(心強い!!)


特に、とりあえず人を集めたい!!けど、「どんな人を集めたいのか?」が定まらないケースが多いようです。

小島さんによると、熱量ははかりにくいが、人数という数値ははかりやすいので、そこに目が行ってしまうのではないかとのこと。

コミュニティは本来数値だけで測るものではないのですが、どうしても数字で示さなければいけない場面がありますよね。
ですが、やはり数字だけに囚われないようにしないといけないなと感じました。

だって、人数だけ沢山集めても、それが購買に結びつかないというのもありますからね。(←辻さん談)

チャラ電Mitzさん曰く、

やはり、コミュニティをしっかりと形作り、その後のビジネスにつなげていくには、まだまだコミュニティマーケティングのプロの支援が必要

とのことですので、何かあれば小父内 信也 さん(@obushin)、チャラ電Mitz さん(@CharaDenMitzにご相談しましょう!

(もちろん、小島さん/辻さんにもご相談を!)


2020年はコミュニティ幻滅期に突入!?

モデレーターを務め、コミュニティマーケティング第一人者でもある小島さんが最後にこんなことをポロリと。。。

「2020年はコミュニティの幻滅期に入りますよ」

ん!?!?!?

よく聞くと、先ほどみなさんが挙げていた企業様の課題、、、つまり「コミュニティ立ち上げを依頼するオーダー企業の前提条件を整えること」が解決されないと、中途半端なコミュニティが乱立し、立ち行かなくなるコミュニティが出てくるとのこと。

企業様にコミュニティの必要性を1%も理解していただけていない。
元から直さないといけない。

ということで、ぜひみなさんにはCMC_MAXでコミュニティについて、改めて知っていただきたいなと思いました。


コミュニティマーケが成功している企業の共通点とは

ここまで3つのnote記事によってCMC_MAX前夜祭に登壇された、3組4名のお話をまとめてきました。

最後に参加者からのご質問と登壇者の方の回答をまとめたTweetがありましたので、記載しております!!

みなさんがとっても気になりそうなご質問とご回答でしたので。


これで本当に【速報】『CMC_Meetup MAX!前夜祭』のまとめは終わりです。

書き始めると長くなって、途中で書き口調がおかしくなったり、誤字脱字などもあったかもしれませんが、最後までお読みいただきありがとうございます😊

さて、ここまで記事を読んでくださってみなさんは、『CMC_Meetup MAX!本番』への準備はバッチリです!!

14時から始まる『CMC_Meetup MAX!本番』を思いっきり楽しみましょう!




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