映画、マッチング鑑賞

今日は「映画、マッチング鑑賞」というテーマの文章を書きたいと思います。

毎週恒例の映画鑑賞を劇場にてして参りました。

今回は邦画です。

土屋太鳳、金子ノブアキ、スノーマンの佐久間大介、杉本哲太らが出演してます。

ウエディングプランナーとして働く輪花はひょんなきっかけからマッチングアプリに登録することに。そこでトムという男と出会います。

2人は水族館でデートをするんですが、そこに現れたトムは不気味な雰囲気を纏ってて、言ってることも意味不明なことばかり。

男運がない輪花はまた変な男と出会ってしまったことを同僚に伝えます。
そして、輪花が働く会社とマッチングアプリの会社が共同でとあるプロジェクトを進めようとするなか、そこで輪花は影山という男と出会います。

この輪花とトム、そして影山の3人を中心にストーリーが展開されていくんですが、意外な展開や何度も裏切られる構造の映画になってて、なかなか面白かったです。

心地いいほどの裏切りが最高でしたね。

どんな人間も人に話せない秘密や過去を持っているもので、それが時を経て、大変な事態を招くことに繋がるということを教えてくれます。

因果応報って言葉がありますが、やっぱり、自分が起こしてしまった罪は自分に返ってくるんですね。

そして、この作品は、演出が抜群に上手ですね。
セリフやカメラワーク、ストーリー展開など、細かい所までしっかりと、緻密に練られているからこそ映画にずっと引き込まれてました。

マッチングアプリって、効率的に色んな人と出会えるという利点もありますが、その反面、本作のトムみたいに怪しげな男やストーカーになってしまうような人もいるでしょうから、「人を見抜く力」がある程度必要かと思います。
そんなことも思わせてくれる映画でした。

それと、ちゃんと人を大事にしなきゃ駄目だなぁと思いました。
人を傷付けたら相手はそれを覚えているし、いつ復讐してくるか分かりません。知らぬ間に、取り返しがつかない状況に陥っている恐れもあります。

そして、ストーカーの男と付き合ったりなど、リアル社会ではなかなかあり得ないような展開もあって、それはそれで映画らしくて良かったです。普段はそんな展開ないし、非現実性が味わえました。

とにもかくにも、マッチングアプリは良くも悪くも様々な人と出会えるツールであり、だからこそ落とし穴というか、最悪の展開もあり得るんだなぁと改めて思いました。

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