移住の落とし穴

新年度を迎え、都会ぐらしをやめて地方に住もうという人、多いですよね。
今は国を挙げて地方への人口分散を推進しているので、お得な制度で移住者呼び込みをしている自治体も増えています。

しかしそれが移住者と地方住民を苦しめているんじゃないかと思うのです!

地方が人口減少で困ってるから移住してあげて!みたいな宣伝文句で移住推進してない?
それを間に受けた移住者が、移住してきてやったという上から目線で蔓延っていることで、地方住民との間に分断が起き、地方の悪口をばら撒きながら出ていく移住者が居るんです。

確かに地方側には、人口減少で集落が維持できないという問題があります。
しかし移住者がたくさんやってきたところで、移住者コミュニティを作られて集落活動を一切やってくれない移住者なんて、荒らしでしかありません。

さらに「この町のシステムには問題が山積みだ!都会のシステムを導入してあげてより良い場所にしてあげよう!」なんて考える移住者はさらに厄介です。
地方には都会とは全く違う生存方法があり、それを変えてこなかったことに強みがある場合もあります。
それを都会風に変えてしまったら地方暮らしの良さというものが消滅する恐れもあります。

都会が優れているという幻想は、地方の人も都会の人も持っています。
しかし僕は、島に移住してから集落の完璧なエコシステムにめちゃくちゃ感動した1人であり、それを社会に伝えていければ、地方と移住者の分断がなくなり、気持ちのいい移住ができるようになると信じています。

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