方言は魂
方言というのは、自分達のアイデンティティを守る為だったり、他所と交流しにくくするってゆう生存戦略により生まれた部分も大きいと思う。
今じゃテレビで聞く言葉は標準語ばかりで(関西弁は多いけど)僕たちは方言を話すのは恥ずかしいことのように植え付けられてきました。
しかし比較的僕の集落、上平川には方言の話者が多くて、年配の方々の会話は聞き取れないことも多々…
役員会で大事な話してる時は通訳についてほしいぐらいです。笑
そして国立国語研究所と共に言語復興活動も盛んに行われ、去年知名町で演じられた方言ミュージカル「ヒーヌムンの生まれた海」も上平川方言を元に作られました。
そんな上平川の雪枝ねえさんが2017年にハワイ大学で開催された方言サミットでインタビューを受けた時の動画があります。
字幕をオンにすると、島ムニ(上平川方言)、日本語、英語が選択できるので是非ご利用ください。
このインタビューで、質問を受けた雪枝ねえさんが島ムニで話している時、まだ翻訳する前から外国人インタビュアーがポロポロと涙を流し始めたらしいんです。
もちろん島ムニを聞き取れるはずもないのに。
きっと島ムニは言霊が凄いんだと思います。
島ムニには日本語に存在しない言葉があったり、逆に日本語にある言葉が存在しなかったりするのは、日本とは違った文化や価値観や感情があったから。
言語復興は魂の継承と言っても過言ではありません。
皆さま、今は島ムニ話せる人の方がイケてますよ!
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