実務家教員って。
てっきり、私の知る大学のことかと思いました。専門分野によりますが、メディア系出身者の実務家教員は大学の知名度を高めるための広報機能のみならず、大学にとって有り難くない情報を封印させるリスクヘッジ機能がありますね。
大学の教員（教授・准教授など）は研究と教育の両立（百歩譲って研究者のみ）が仕事ですし、いうまでもなく博士号、最低でも修士号の取得が必要と思います。それらの学位を取得していない、ないし取得の意思がない実務家教員は非常勤ないし客員・特任といったポストで十分かと思いますけどね。
という、わたしも実務家教員（非常勤講師）ですが、知識量、論文作成技術など博士の方とは雲泥の差がありますし、学部生の15コマの授業を行うだけでも相当大変です。学生はすぐに面白くない授業！と決めつけがちですが、15コマもやろうと思えば、面白くない内容あります。近年能力開発という名のもと、目の前のスキル習得に重きを置かれがちですが、授業って面白くないと思われがちな理論や、なんとなーく聞いているなかで、ピピっとくることがあるように思うんです。それも含めて授業と思うんです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？