結婚式のお祝いに世界に3冊の同人誌を送られる話
タイトル出オチの記事ですが、まぁ聞いてってください。
こんにちは、みすみです。
私には非常に愉快な友人たちがいます。どれくらい愉快かというと、私の結婚祝いに私と夫のアクリルスタンドを作りお祝いケーキに立たせたり、私の結婚祝いに私と夫のオリジナルグッズ(業者製)を作ったりする友人です。私の結婚を大喜利だと思っている節があります。
ちなみにアクスタ作成とオリジナルグッズ作成は別の友人達で、それぞれ高校の友人と大学の友人です。なんてこったやばい奴が多すぎる。
さて、過日。新型コロナウイルスの猛威もふわっと収まったような感じなので、無事に念願の結婚式を執り行うことが出来ました。自分で言うのもなんですが本当に最高の結婚式で、賑やかで楽しく、最高でした(語彙力)。
色々と書き残したいことはあるのですが、まずはこの件を書いておこうと思っていま久々の文章を打っています。
もちろん前段の愉快な友人達も招待して、参列にご快諾いただき、一緒に楽しい時間を過ごしました。
まぁただ楽しい時間で終わるわけがない。種々のネタ満載の式の中で異彩を放ったのが彼女たちです。
「プレゼントがあります」
高校の友人達と大学の友人たちが揃って高砂に集まってくれ、一つの包みをいただきました。
ここまでは想定内です。なぜなら、高校の友人間では誰かが結婚した時に寄せ書きとかスクラップブックとかを作っていたので。自分も貰えるのはホントに嬉しい。だけど想定内。
星柄の素敵な袋に入った何か…紙のようなもの…A5くらいの…。
寄せ書きにしては小さく、スクラップブックにしては薄い。
薄い…薄い……薄い本みたいな……。
同人誌だこれ!!!!!!!!!!!!!
中に入っていたのはどう見ても同人誌。表紙はマットPP箔押しの、どう見ても印刷所で刷ったやつ。(ヘッダーをご覧ください)
10人以上の人が私の推しやらオリキャラやら描いてくださった玉稿。
裏表紙はクソコラージュに自信ネキの友人が作った私と夫の写真のコラージュ(モロ実写なのでお見せ出来ないのが残念ですが「高熱のときに見る夢」みたいな出来栄えですっごくすごいです)。
やりやがった!!!!!!!!!!
業者を通すな!!!!!!!!!!
金を使うな!!!!!!!!!!!
嬉しいよ!?もちろん嬉しいよ!?
でも驚かない?怖くない?!
同人誌を作ることがどんなに大変か知ってるから!!!!
時間がめっちゃかかるし!!!!!!!!!
金がかかることも知ってるし!!!!!!!!!!
人の結婚式をそんなに祝います!?!?
「嬉しくないの~?」
と、聞かれて言ったのが上のような内容です。
心底嬉しいよ。私みたいな普通の人間にさ、こんだけの労力をもって全力でハレを祝ってくれる友人がこんなにたくさんいてさ。
本当に幸せ者です。最高の友人達です。
でも怖いよ!!!!!!!!
なんで実母まで漫画描いてるんだよ!!!!!!
母が一番ページ数使ってるじゃん!!!!!!!!
※一応注釈しますと、母は漫画描きで、絵がめちゃくちゃうまいオタクです。
なんなら弟と非オタの幼馴染まで寄稿していました。
すげぇよ。なんだこれ。死んだら墓に入れてもらおう。
いろんな感情が渦巻いてまだ冷静に読めてはいないのですが、同人誌という奇を衒う装いをしてはいるものの、中身には友人たちの心のこもった言葉が詰まっていて泣きそう。泣きそうになるたびに私は表紙を撫で、箔押しを触り思うのです。
同人誌だな…これ…。
そうしてちょっとふふっとなって読み進める、を繰り返しています。
ちなみにこれは世界に3冊しかないらしいです。私と夫と回し読み用の3冊。希少本ってレベルじゃない。
まぁでも本当に嬉しい。
もちろん推しを描いてもらえたことも嬉しいけど、それを作ろうと、その労力をかけてやろうと思ってくれたことが嬉しい。
最高の友人たちがいるおかげで、最高の式になったし、これからも最高の人生なんだと思います。
…などと感動的な話にまとめようとしていますが、私も隙あらば友人たちのグッズを作ろうとしている側の人間なので、(友人の缶バッジ作ってディズニーランドに付けて行ったりしてる)この感動を人生の節目節目でみんなに返していきたいと思います。具体的に言うと友人の写真入りグッズをどんどん作りたいですね。パーカーとかいいな。
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