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【3-0107】お粥を炊きながら

【このnoteを開いてくださった貴方へ】


こんばんは、要小飴と申します。


関西にある遊気舎という劇団の末席に身を置き、演劇に勤しんでいる者です。平日昼間は保育園の先生をしています。


このnoteは、そんな私が日々の所感を記録しながら、自分の思考を再確認したり、自分なりの表現を探したりする、そんなものにしたいと思っています。

今日は1月7日。七草粥の日だなぁ、と思いながら、七草粥を食べる習慣は私にはなく、それでもなんとなくお粥さんが食べたくなったので、ただのお粥を米から炊いた。

というのも、昨年からものすごい緩いダイエットとして、「夕飯をなるべく自炊にする。そして、その際はご飯は食べない」という決まりにしている。ものすごく緩いので、外食をする日も、コンビニ弁当の日もあるし、そういう日はご飯をしっかり食べる。けれども、少なくともうちの炊飯器は、今全く稼働していない。そんなこんなで、今までお粥をつくるときは、たいてい炊いてあるご飯を使っていたのだけれど、今回は生米から炊いてみることにしたのだ。(お米は買い置きが残っていた)

お鍋に1/2合のお米と2カップ半のお水。最初は強火で沸騰したら弱火にして30分ほど。

鍋の番をしながら、来週の水曜日の朗読Barで読む文章を読みつつ、直した。まだ直している。目で見る文章と耳で聞く文章、それぞれにちょうどよい塩梅がある。私が書いた、と言っても、元ネタというか、私が能の『黒塚』を観て、さらに言えばその能に関連する福島県の鬼婆伝説があることを知って、それを私が感じ取った形に書き表したものであるので、なんというか、書道に近い感覚がある。同じ文字を書いてもそれぞれに筆の運びが違って人となりが出る、という感じ。言うなれば、これは私の今年の書き初めのようなものか。

出来上がったお粥には、梅と、混ぜ込みわかめのおかかを振って食べた。胃を休めるほどの暴食もしていなかったけれど、お粥さんはいつも優しい。お粥を美味しいと思えるようになったのは大人になってからだ。

食べながら、目前の本番にかなり緊張していることに気付いた。これを読むまであと四日。稽古あるのみ。


朗読Bar「金魚の夢」

【日時】1月11日(水)19時30分開演
【会場】common_cafe(中崎町駅から徒歩1分)
【詳細】http://kinnngyo.com/lp/bar/

【要小飴 取り扱いチケット】


いつも見守ってくださってありがとうございます! これからも表現活動、創作活動に勤しんでまいります。 要🍬 小飴