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【3-1028】本気の強さ

【このnoteを開いてくださった貴方へ】

こんばんは、要小飴と申します。


関西にある遊気舎という劇団の末席に身を置き、演劇に勤しんでいる者です。平日昼間は保育園の先生をしています。

このnoteは、そんな私が日々の所感を記録しながら、自分の思考を再確認したり、自分なりの表現を探したりする、そんなものにしたいと思っています。

保育園の子供たちのよく観るコンテンツも、ここ数年でYouTubeからTikTokへ比重が傾いているのを感じるが、今、TikTokやYouTubeショートではユニバのゾンビダンスが結構な割合で流れてくる。子供たちはあっという間に覚えてしまい、本当に細部まで再現して踊る。

特に、よくユニバに遊びに行っている子のゾンビダンスは、TikTokで踊ってみているダンスよりも、本気だ。“踊ってみた”やダンスの華やかさよりも本気のゾンビ。そう、ダンスの前にゾンビであることをちゃんと身をもって表現している。表情、身体の角度、リズムの取り方。今日からユニバで働けると思うくらいの、キャストとしての佇まいがあった。そこに、子供たちの、本物を見続けているからこそのこだわりを感じて、感動する。本気な人は強い。揺らがない。照れも迷いもない。

彼らはたいていいつも本気だが、それがこういうパフォーマンスに現れるというのは興味深い。本職のゾンビの本気が、子供たちの本気に写し取られて、保育園の保育室で再現されていた。身一つで成立するパフォーマンスというのは尊いな、と変なところまで感心した。


いつも見守ってくださってありがとうございます! これからも表現活動、創作活動に勤しんでまいります。 要🍬 小飴