4月3日は「いんげん豆の日」

インゲンを食べるとキュッキュッと音がするのが嫌い。なぜにあんなにキュッキュッと言いながら食べなければいけないのかが不明。あの音が嫌。黒板を爪できーってやる奴がいたけどそれを思い出して鳥肌がでる感じに似ている。

他の野菜はもっとおとなしい。最近よく食べるブロッコリーなんてすぐボロボロになるし、カボチャもホクホクだし、キャベツもレタスもパリパリなのに、なぜインゲンだけはあんなに反抗的なんだ。

あれは人間に食べられる対策として彼らの独自進化と考えると納得がいく。食べたらこんなにキュッキュッといったら、人間だって食べるのを諦めるだろうというインゲン側の戦略だ。しかし、人間の欲求たる食欲を甘く見てはいけないよインゲン。キュッキュッと音が鳴ることなんてすぐに忘れて、おしいおいしいと健康を意識しはじめた人類はどんどんインゲンを食べるよ。そのうちきっとキュッキュッと鳴らないインゲンが開発されて、昔はキュッキュッと鳴っていたことすら忘れてるよきっと。

今思いついたが、もしやあのキュッキュッとはインゲンの断末魔と考えるべきか。そうすると、かなり食べずらくなる。

「まだ、妻と子供がーキュッキュッ」

「もっとおおきなインゲンになりたかったーキュッキュッ」

などのパターンが考えられる。うーん、そう考えると食べずらい。たけど次にインゲンを食べる時にはそのことを覚えていて、あーそういえばnoteに下らないことが書いてあったなーと4秒くらいは思い出すが、その次にインゲンを食べる時にはそんなことはすっかり忘れて、やれ高血圧がどうだ、医者に野菜中心の食生活にしろと言われただ、肥満対策はこれだなどのことで頭がいっぱいだからきっとインゲンの断末魔の話は忘れていると思うし、なんなら今すぐにでも忘れたほうがいいよ。

4月3日は「いんげん豆の日」


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