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誰の日常も「音楽」があれば、ドラマ化できる気がする

音楽、好きです。

そう言うと、たいてい「どんな音楽聴くの?」と問われるけれど、明確に答えられるジャンルもアーティストも作品も特にない。

ジャズ、ロック、クラシック、J-POP、ヒップホップ、テクノ、レゲエ、ボサノバ、……とにかく聴いて気持ちよくなれるものは幅広く聴く主義だけれど、強いて言えば、難しいのは苦手で、JポップとかJロックとか、キャッチーでわかりやすいものがやっぱり大好きだ。

そのおかげで、堂々と「音楽が好きです」と言いづらいのは「具体的なアーティストとか作品名」をあげつらえないことと、好きならこの辺のアーティストやジャンル聞いてなきゃダメでしょ?みたいな議論が苦手で応戦もできないから、なんとなく「好き」を引っ込めてしまう。
この辺の感覚をとてもわかりやすく書いてくれたサチコさんの記事を読んでもらうとわかってもらえるような気がするのでちょこっと紹介しておきます。

ところで、わたしは音楽を聴いていると、普段見えない世界が見えてくるような気がしている。(霊界が見えるとかそういう話じゃない)

なんでもない電車移動の車窓からこぼれる陽の光にさえ、勝手にストーリーを感じてしまうし、世界が少し特別に見えて、「この生活も人生も、悪くはないかも」なんて思ったりする。(ポエティックですね。でも、わたしだけじゃないはず)

同じ電車で、同じように車窓を眺めていても、テンポ良い曲を聴いていれば、元気で前向きな気分にもなるし、ゆっくりで静かな曲を聴いていれば思い出を反芻しながら切ない気分にもなれる。

音楽はいい。

ただ楽しい気分にしてくれたり、気持ちに寄り添ってくれるだけじゃない。

自分を「自分の人生」の主人公にしてくれる。

音楽を聴くその目的は、音を楽しむだけじゃなくて、何も変わらない毎日の中にあるたくさんの物事や出来事を見つける視点をくれる。自分の感情を意識させてくれる。

そんな気がする。



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