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きっかけは案外転がっている話と母の日の小話

前回までのいいねや閲覧、
ありがとうございました!!
先週中に更新できずすみません……。
気づいたら寝落ちをしていました……。

早速小説の続きを上げますー

春と秋の邂逅

勉強以外で考えると、学校が楽しくない。
でも、それはきっと私が
勇気を出して話しかけ続けたりすれば、
何か変わっていたのだと思う。
ただの推論で、本当に実行したらどうなるか
……なんてわからないけれど。

もうクラス内でグループが作られ始めている
この状況の中で、現況を打破する為には
部活動に参加してみて、友達を作ること
……これしかないと思った。

そう思って部活見学日に色々な部を
回ってみたのだけど、
雰囲気が合わないと感じたり、
ハードそうって尻込みをしてしまったりで、
難航を極めていた。

「え、うそ……今日活動してない!?」

事前に配られた部活動の活動案内場所と
活動日が記されたプリントには
確かに今日……火曜日が活動日のうちの
一つだと書いているのに、
実際に教室前に来たら
「本日教室貸出の為活動休止」
という貼り紙が貼ってあった。
その貼り紙の通り、中には
見たことのある教師たちや外部の人が集まって
何かを話しているようだった。

「あっちゃーー、残念」

横から聞こえてきた声を不思議に思って
そちらに視線を向ければ、
同じ学年だとわかる赤いリボンをつけた
ショートボブくらいの髪型の女の子が
そこに立っていた。

「ね、貴女ってここ使用する映画研究会の
見学を考えてた人?」

「あ、はいそうです……」

「あはは、同じ学年なのに敬語とかいいって!
もしこの後暇ならさ、少し話さない?
ここで会ったのも何かの縁、ってことで!」

そう言って屈託なく笑う彼女に
戸惑いながらも、コクコクと頷く。
なんとなく、友達になれるチャンスかもって
思ったのだ。

「良かった〜! あ、私風間明那!
よろしく!」

「あ、綾小路遥で……じゃなかった、
だ、だよ……? よろしく!」

ペコリと深く頭を下げた私をみて
風間さんは吹き出して笑ったので、
私は戸惑ってオロオロとばかりしていると、
「あー、ごめんごめん」と言って
笑うのを止めた。

「綾小路さんって、面白くて……
可愛いなあって思って」

その言葉に「え!? え!?」と戸惑う私を
気にしたそぶりもなく、風間さんは
「じゃあ購買にでも行こうよ!」
と言って私を連れ出した。

母の日にプレゼントを送った話

今回はご飯シリーズはお休みして、
母の日の話を………。
皆様母の日に御母堂様には
何かプレゼントをしましたか?

私の母は健在なので、今年はブーケを
プレゼントしました!
お花屋さんで目に入って一発で
「母の色だ!」と思ったのですぐさま購入!
その人のイメージカラーって普段は
パッと思い浮かばないものですが、
こういう花や表現されたもので
感じることってありますよね……。
まさに運命的な出会いでした!

他にもすごく可愛らしい組み合わせのブーケが
いくつかあったので、どれも欲しくなって
しまいました……。
中々飾るところの確保も難しいですが……。
こんな出会いを今後とも
大切にしていきたいと思えたので、
母への感謝だけでなく
そういった機会に巡り会えたことにも
感謝できる、素敵な日になりました!!

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