12年後に見た新月の願い

片づけをしていて、しばらく気にも留めていなかったノートが目に留まり開いてみた。そこにはもうすっかり忘れていた、12年前の新月のお願いが書いてあった。
あー、この時はこんな風に思っていたんだ。その時に今の自分を想像することはできなかったなと思うと人生は摩訶不思議。どこで何が起きるか分からないから面白いのだなと思う。

ちょうど私の何度目かの大転機のころでもあった。今思えば、完全に共依存になっていた相方と離れることを決意し、いつの日かもっと理想の自分になれる日を願って私は変わりたかったし、もっと理想の自分に近づきたかった。
毎日が苦しかった。空気が重かった。息苦しかった。ひたすらもがき苦しんでいた。でも独りになって軽くなって、たくさんのことを吸収したかった。
自分のためになりそうなことで興味のあることはとにかくやってみた。
旅、協力隊、ヨガ、瞑想、フラワーエッセンス、オーラソーマ、アロマ、レイキ、スピリチュアルカウンセリング、リコネクション、IHキネシオロジーなどなど。ほかにもたーくさん。
その結果、これらのことを同時進行的にひたすら試していたこともあり、何が自分のためによかったのかは正直分からない。
結局、何をしたからということではなく、強く自分が変わりたいと思うことが重要だとは思うけど。
それでも少しずつ自分が変わっていくのを感じることができた。毎日に感謝し自分が変わることを許せるようになってきてから、自然に自分の周りに起きることが変化してきたように思う。想像できることが不思議と現実化するようになってきた。

そうして今、12年後に見た新月の10個ほどの願い事。なんと、驚くことに叶っていることが8個あった。その当時思っていた、なりたい自分に少しは近づけていたということか。素直に嬉しくて喜びで顔がほころんだ。頑張ってきた自分を褒めてあげたい。
ふと気づくと、今日は新月。
しかも今はこんな混乱の世の中で世界の転換期ともいえる時期。
新月のお願い事をしようと思う。またいつか、例えば10年後に思い描く自分になれているだろうか、もっともっと身軽にただワクワクに身を任せ人生を楽しんでいるだろうか。
そのためにはどういう自分でいたいか、ひらめきで書き留めた。
12 年前に書いているのにまだ叶っていない願いも改めて書き足す。
この先の私に期待を。またいつの日かの自分に出会う新月を楽しみに。