「脱力しようとしすぎていませんか」のイス軸法のハナシ
体軸は感覚的なもの
リラックスして体得するもの。
イス軸法公式テキストにもある言葉。
最近この「リラックス」「脱力」の罠にハマって体軸の入りが甘くなっている方が増えてきたのでちょっと書いておく。
西山先生はイス軸法をする時のアドバイスとして
「ただ立ち上がるだけ」
「何もしないでください」
「何かしようとしないでください」
こんな感じのことを言います。
つまりリラックスのしすぎ、
脱力のしすぎもしないでくださいってこと。
これは自覚してもらうのがとても難しくって
何もしない、がどんなことかわかって初めて
「無理に脱力しようとしていましたね」
と気がついてもらえる。
いちばん顕著なのが腕とか肩まわり。
腕を地面に必死に近づけようとしたり
腕を重くしたり
脱力しようとして逆に力が入っている。
2の姿勢のときに腕が
胸のちょい上あたりに
ぶら下がっていたら大丈夫かも。
肩が上がっていたり
首が縮んでいたり
脇が伸びすぎて突っ張っていたり
腕が耳に近いところにぶら下がっていたら
脱力と思いきや力んでますよの可能性あり。
この状態でイス軸法をして
「体軸が全然入らない」ことはないけれど
バッチリからは遠ざかります。
せっかくイス軸法をやってくれているのに
それでは勿体ないのです。
※あくまでもこの形は私のお客様の傾向なので
「え、自分どうなの?」って方は
2の姿勢の写真か動画を送ってください。
添削します!
私も西山先生や先輩インストラクターに
フォームを見てもらうと
「ここに力が入ってますよ」と教えてもらうので
何もしない、が難しいのは知っております。
でもうまくいかないとか
イス軸法やると疲れるとか
どこか痛いところがある人は
「脱力しようとしすぎていないか」
チェックしてみてください。
腕だけでなく、腿とか腰とか
どこかに引っ掛かりや刺激があると
おじぎしすぎていたり
膝を曲げすぎていたり
不自然な形になっているかもー。
イス軸法を修行とかトレーニングと思っていると
ドツボにハマって闇落ちします。ふふ。
椅子から立ちあがるだけ。
2回止まるだけ。
5秒で立つだけ。
「やってます感」ないのが正解。
すこしでも皆様の
体軸ライフの役に立てますよう!
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