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みんなの特性を可視化する / コミュニティを作る


かかみがはら暮らし委員会で、「可視化ワークショップ」を試してみている。


コミュニティメンバーの「特性」を可視化することだ。


特性とは、


好きなものやコトは何か

やりたいことは何か

苦手なものは何か

大事にしていることは何か

創造、論理、共感はどれが強いか


などなど。


それを一人一人話しながら、かつ、周りのメンバーも一緒に考えながら、その人個人の中身を「話すことで引き出す」ワークショップをやっている。

これがめちゃ面白かった!



対話することで導き出された「自分」というものを、まずは表にしてみる。

そうすると、人によって全然違う面白さが浮かび上がってくる。


1人の時間を大事にしたい人もいれば、一人ぼっちが苦手な人もいる。

国を作る!という人もいれば、イルカと泳ぎたいという人もいる。

資料作りが好きな人もいれば、片付けができない人もいる。


そんな、人それぞれの特性を「可視化」することで、話すきっかけになったり、得意なことで人を助けてあげたり、苦手なところを誰かが補ってくれたり・・・

そう言った、コミュニティならではの、優しい関係性を作るのに便利な表になる。



例えば私なら・・・


・相談を受けたり、コミュニケーションをとったり、文章を書いたりするのが好きだし得意

・資料を作ったり、目的のない集まりが苦手

・ウェルビーイングな社会を作りたいし、新しい思想や技術を知ることが好き


そんなことを書いておくことで、誰かが困っていたら声をかけてもらえば仲介役になって話を取りまとめることができるかもしれないし、何か資料を作るべき時に「手伝って!」と自分からも言いやすくなる。

「ウェルビーイングとか言ってるぞ?だったら一緒に新しいコミュニティのことを考えよう!」という人も、声をかけてくれやすくなるかもしれない。




「特性の可視化」は、あらかじめ「私ってこんな人間ですよ」を伝えておける名札のようなものだ。


自分からはなかなか言えないことや、表現できないことも、まずこれを作っておくことでコミュニケーションのきっかけになるだろう。



そして、その「可視化」するために自分だけでなく、みんなで話しながら「対話形式」で進めることにも意味がある。

自分のことは意外と自分でわかっていない。

他の人から見た自分と、自分で思っている自分に不一致があることもある。



そんなことを話しながら「あなたってこうなのかもね」「もしかしたら自分ってこうなのかも」を探し出す行為。

みんなでワイワイ言いながら、自分を深掘りしていくのはちょっと恥ずかしくて、でもめちゃくちゃ楽しい。


「片付けめっちゃ好きですね〜」なんて言ってる人がいたら、みんなで「すごくいい!一緒に住みたい!」なんて盛り上がったり、「私ってどんな人間なんだろ・・・」って悩んでたら、「責任感がすごく強いよね。」「みんなに優しいなって思うよ」など、褒めあう形になったり。笑

「松本市に愛情が深くて・・・」と言ったら「え、僕も松本よく行きますよ!」なんて話が盛り上がったり・・・そこから会話もたくさん生まれる。


それはほんの30分ほどかもしれないけど、楽しくてワクワクするような、自分探しの旅なのだ。



かかみがはら暮らし委員会では、これからもたびたびこの「自分探しの時間」を作っていこうと思う。

特性を可視化し、誰もが誰もを知るきっかけになるようなものができたら、きっと素敵なコミュニティになる気がする。



こんなコミュニティ団体を作ってます。




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