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充分すぎる夏の過ごし方 / 美山で川遊び

ハマるとずっとやり続けることができるオゼキです。


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うるり を20匹ほど捕まえて遊んでいたら、母親に「あんたもう帰る時間やよ!仕事あるんやろ!」と言われて渋々陸に上がった40代の野生児、こと、私。

皆さんは、今年は川へ行きましたか?


岐阜県山県市、美山地区。

実家から車で10分。

親戚の家に車を停めてそこから歩いて5分のプライベートリバーサイドにつくと、毎年おなじみのメンツで木陰にレジャーシートを敷いて川遊びを楽しむ。

小さな頃から遊んでいた場所だ。

近年は人気のため若者がかなり増えて、プライベート感は全くなくなってしまったけれど、それでも楽しい。

川は澄んでいて綺麗で、浅瀬で流れがゆるく、危険も少ない。

(場所によるので慣れてない方は要注意)

公の遊泳場ではないので場所は伏せるが、夏を涼しく楽しむには最高だ。


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川はしばらく入って、冷えてきたら岸に上がって木陰に座り、ぼんやりとぬるい風に吹かれている、その瞬間が一番心地よい。

夏だなあ・・・と思う。

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でもそれだけじゃない。

去年も少しチャレンジしたけどなかなかうまく捕れなかったうるり捕りに、今回はチャレンジした。


師匠は親戚のおじちゃん。

会社員のはずだけど、ご近所には漁師として知られている。

いつも鮎やらうなぎやら、会うたびに魚をくれる。


そのおじちゃんにうるりを捕まえるコツを聞きながら、捕る。

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本気です。


まずはシュノーケルセットのメガネの曇り防止を。

そのままつけるとメガネの中が曇って見えなくなるので、岸に生えている葉っぱをとって水につけ、クシャクシャと潰しながらメガネの内側を擦る。

そうすると不思議と曇らない!


そして網。

どうやらよくある昆虫採集用の色付きの網だと、魚にバレるらしい。

魚から見えにくいと言われる1万円!くらいの本気の網を借りた。

「魚に見つからんようにな!」と師匠に言われたけど、無理っしょ・・・。


腰につけているのは、師匠お手製の魚籠(ビク)。

ペットボトルの上部をカットし、口の部分を逆さに差込み、紐で固定し、腰に巻く。

水を入れておいて、うるりをとったらそこに入れていくと、口が逆さなので、ペットボトルが傾いたり水に浸かっても中のうるりが飛び出しにくい。


川の浅瀬で水中眼鏡で覗き込みながらうるりを見つけ、うるりのすぐ横、川下側の向きに網をそっとおく。

そして逆側から足でトンと川底を踏むと、ぴゅっと網に入る。

そこをすくいあげて、魚籠に入れる、、、ことの繰り返し。


簡単なようで、最初はコツが必要。

でも慣れてくると結構次々に捕れるので面白い。

背中がめちゃくちゃ日焼けするけど、お構いなしに1時間くらい川を徘徊。


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これです、うるり。

私たちの地域ではうるりと言っているけど、正式名称はヨシノボリというらしい。

師匠や子供たちと合わせて60匹くらいは捕れたかな?

これを唐揚げにして食べる。

季節の味わいである。


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母と妹と甥っ子と。


川はなんだか包容力がある。

田舎に帰ってきた安心感。

何にも考えず、ボーッとしても許される空気感。


川でよくやりがちなバーベキューや花火などは、私にとってはプラスアルファ的なもの。やりたい人がやればいい。

できれば私は川ではぼんやり過ごしたいし、今回気づいたのは、私は川に行ったらうるり捕るのが一番楽しいかもしれないということだった。


ほっといたら朝から晩までやれそう。。。

疲れたら木陰で寝る。

そしてまた川に入る。

それだけの夏、充分すぎる夏。


この夏、また行けたらいいな。


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