お店が雑多になる理由と解決策
夫婦でラジオを毎日配信している。
すでに200回を超えた。
リスナーさんからの質問(マシュマロ)に答える形で話をしているので、テーマは多様だ。
今回の質問者さんは、
・ショッピングモールの雑貨店がセールしまくり
・店頭は雑多で雰囲気が損なわれている
せっかく良い雰囲気だったお店がちょっと変わってしまっていて、ひいてしまったとのこと。
一般的に考えられることは、このコロナの影響でお店は休業したり、客足が遠のいて売り上げが激減したりして、売れる予定だったものが売れていない(在庫過多)状態であること。
そして、売れないのに仕入れは発生してしまっている可能性が大いにあること。(仕入れは直前にする場合もあれば予約商品なども多く、数ヶ月前にオーダーしていてもキャンセルができない)
在庫が多いのに、買う人が少ない現状・・・
少しでも在庫を減らして、利益が多少減っても売り上げを作ろうと思うと、「セール」にしたり、店頭で山のように在庫を積んだりしてアピールする必要がある。
小売店のそう言った現状には、同情しかない、気持ちが痛いほどわかる。
私がお店を続けていただどうなっていただろう?
わからないけれど、今思うと「長月」は小さなお店ゆえ、臨機応変に営業できる強みもあった。
普段からこんなことを工夫していたよ、というのを書く。
・そもそも在庫を持ちすぎない
→休まざるを得なくなっても負担が少ない
・普段から大々的な「セール」をやらない
→「セール」目当てのお客様や「セール」前提で商品を仕入れることに違和感があり、やらないようにしていた。結果、どうしてもセールせざるを得ない時に、お客様に助けてもらえる。
・「予約会」などで予約注文制にするイベントを多く行っていた。
→必要な分だけ生産することでロスがない。先に支払いしてもらえることで資金繰りが助かる。
・流行に流されすぎない、長く使えるものをなるべく仕入れる
→半年すぎると着たくなくなるような流行のものは極力仕入れないことで、商品を来年に持ち越したり、季節が変わっても売り続けられるようにすることでロスを減らす。
・オンラインでも丁寧に商品紹介をする、通販を活用する。
→もともとライブ配信、LINEの活用などで、一人一人に接客するような気持ちでオンライン上でも商品紹介やお客様とのコミュニケーションを欠かさなかった。きっと、通販でもたくさん利用してもらえたのでは?と思う。
たらればの話は無意味ではあるけれど、小さなお店ならではの工夫は色々あり、それが逆境でも乗り越えられるようにできていたのではないかな?と思う。
皆さんのお店はどうされているのかな・・・
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