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感謝して手放すと、必要なものに出会える


過去の経験から作られる“思い込み”

子供の頃から、まだ使える物を捨てることや、お買い物に対してすごく罪悪感を感じていました。
その罪悪感ってどこから来てるのかな~?と考えたとき、おじいちゃんの言葉からだ、と思い当たりました。

近くに住んでいて、共働きの両親が帰ってくるまで毎日お世話してもらっていたおじいちゃんに
「まだ使える物を捨てるなんてもったいない。こうやったらまだ使えるだろ?
ムダ使いしたらだめだよ」と事あるごとに教えられていました。

おじいちゃんは戦争で物がない生活、常に不足している生活を経験しているので、その経験から、
物が十分ある状態になっても「いつ無くなるか分からない」という“不安”が染みついていたんだと思います。   

物を大切にする考え方自体、大賛成だし、小さい頃に教えてもらっておいて良かったな〜と感謝しています!

なんですが、”ムダにしてはいけない”という意識があまりにも強く私の中に残ってしまい、
いつの間にか“手放す”ということが苦手になってしまった、ということが今回のお話のポイントです。

私の場合、自分でも自覚していない無意識レベルで、「欲しい物ができたけど、今持っている物があるのに別の物を欲しがるなんて悪いな。なんでまた欲しくなっちゃうんだろう。。」と自分を責める気持ちや「新しいものを買うのは悪だ」という思い込みが生まれ、潜在意識に刷り込まれていったんだと思います。

欲しい物を欲しいと言う(思う)たびに、お買い物をするたびに、どこかで罪悪感を感じていました。お買い物しても100%手放しで楽しめない感じ。

このように、人の”思い込み”や”罪悪感”は、自身の過去の経験から作られていくのです。自分で自覚していないくらい些細な体験や出来事でも、そのとき感じた感情とともに脳のどこかに残っていて、自分で自分を縛る思い込みが作られていきます。

そういう思い込みを持っていることにさえ気づかないまま長年過ごしてきましたが、
ヨガ哲学を通して“感謝しつつ手放す”ということを学び、どこかで自分を責めていた“思い込み”に気づき、解放され、気持ちがとても楽になりました。
今では心から楽しんで、ワクワクと喜び、感謝の気持ちを味わいながらお買い物しています♪

感謝しつつ手放す


もちろん、ひとつの物を長いあいだ大切に使うのは素晴らしいことだし、
長年の愛用品と呼べる一品を持っている人を素敵だなと思います!

しかしそうではあっても、自分がいま持っているすべての物(人・環境)に対して変わらない関係性をキープするのは難しいときもあります。
 
人は自然と同じように、常に変化しているからです。
 
同じ1本の木でも、葉を付けたり落としたり、新しい枝を伸ばしたりと変化するように、人も時間とともに変化します。
ということは、その時その時のあなたにとって必要だと感じる物(人・環境)も自然と変化していきます。

今のあなたにとって必要な物(人・環境)
を迎えるスペースをつくるために、
今のあなたにとって不要になった物(人・環境)
「今までありがとう」と“感謝”をして手放していく。
 
かつてはそれが無くてはならないと感じるほど、あなたにとって大切な物・人であったとしても。
現在のあなたにとってもう必要でなくなったのであれば、潔く手放します。


手放すことで、今のあなたに必要な物・人に出会える“エネルギーの流れ”が生まれてきます。


「今あなたが手放したいものは、なんですか?」


#ヨガ哲学を日常に 
#日常に活かせるヨガ哲学
#ありのままの自分で幸せに生きるヨガ哲学
#思い込みを手放す
#いらないものを手放す
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#yogaphilosopytoliveyourself

追記:
 物をとっても大事にするおじいちゃんですが、おうちをキレイにするのが好きで(今で言うミニマリスト)自分に必要ないものは潔く捨てていました。
勝手にバンバン捨てて、おばあちゃんに怒られてた(笑)
だれも完璧ではないし、完璧を目指さなくていいし、完璧ではないところがまた愛おしい♡

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